カテゴリー: 国産
肛門で語る人生(Life Told through the Anus)
2桁数字のオークション 「肛門にまつわる経験」をほどほどに語って、お供え物を集めるオークションゲーム。パッケージやタイトルからするとシモネタのコミュニケーションゲームだと思うが、「肛門にまつわる経験」を語ることはなく、配られた手札で2桁の数字を作って競りをするというシステマチックな作品だ。 5枚の手…
ウチューカイギ(Interspace Conference on Earth)
おもてなしは広く浅く 会議のためにチキューにやってきた6つのウチュージンをもてなすというテーマのトリックテイキングゲーム。各ウチュージンの特殊能力をうまく使って、広く浅くもてなす。同じウチュージンをたくさん集めてしまうと失点になるので要注意。 6スート・切り札あり・マストフォロー・1トリック2点・1…
笑ってはいけない音読(Read Aloud Without Laughing)
失笑恐怖症 小学校の国語の時間、教科書を音読しているとき、何かのスイッチが入ってしまって(読み間違いとか)、それ以降みんなが笑って読めなくなってしまったという経験はないだろうか。大人になって音読することも、何かのスイッチで笑いが止まらなくなることもすっかりなくなってしまったが、このゲームはその頃の気…
スイレントスイレン(Les Nymphéas Memory)
モネをここまで見つめたことがあっただろうか 「『アナゲ超特急』のせいで、カミさんに神経衰弱しか作れない人と思われています」(『アナゲ超特急』オビ)と騙る中村誠氏の最新神経衰弱。生涯で250点以上描いたという印象派画家モネの『睡蓮』から24点を厳選して神経衰弱にした。 記憶の手がかりとなるのは「紅蓮」…
エイジオブジャーニー(Age of Journey)
ワーカーのマストフォロー 山間の小さな村で、略奪した家畜を売って技能や屋敷を買うワーカープレイスメントゲーム。サザンクロスゲームズの「エイジオブ」シリーズ17作目で、ゲームマーケット2021秋に発売された。ショートゲームで60分、フルゲームは90分という、シリーズ屈指の重量級作品で遊びごたえがある。…
ジャストヒーローズ(Just Heroes)
オーバーキルで名声を失う ヒーローたちがマストフォローのルールでヴィランを撃退するトリックテイキングゲーム。カナイセイジ氏のデザインでマニフェストデスティニーがゲームマーケット2021秋に発表した。カードの合計でダメージを与えるが、大きすぎてオーバーキルすると街に被害が出てしまう。ジャストで倒せるよ…
スティックコレクション(Stick Collection)
5mmの違いを見極める 30cmぐらい離れたところからの目算で5mm違いのスティックを競るオークションゲーム。オリジナルは「もんじろう」からゲームマーケット2015秋に発表された「競りゲーブブカ」及びそのリメイク「マストバイ」で、ittenのファンブリックシリーズ5番にラインナップされ、スタイリッシ…
ドラ猫(Draft Cats)
道に迷ったニャー 自分のデッキからカードをめくってダンジョンを生成し、ネコを探険させるデッキビルド&ルートコネクションゲーム。ミラーハウスがゲームマーケット2021秋に発表した。購入候補のカードはピックアップドラフトで周り、使用後はデッキに入る。 各自初期デッキ10枚をもち、これとは別に5~6枚のカ…
ゴールドハンティング(Gold Hunting)
どこがつながっていないのか 相手が積み上げた金塊の山から宣言した数のコマを取りあう観察&ブラフゲーム。ファンブリックシリーズの2番となっている。つまんでみるまでわからないドキドキ感と、ぜんぜん思ってたのと違うときの意外性は、G.バースの名作『ミスターダイヤモンド(ラベンスバーガー, 1993)』を彷…
ダマフィア(Da Mafia)
ヒットマンを掻い潜る マフィアのボスとなり、部下を各地に送り込んで名声を競うプロットゲーム。ウェーブルーズがゲームマーケット2021秋で発表し、当サイトの新作評価アンケートにランクインしている。 最初に各プレイヤーはボス・メンバー・ヒットマンという3種類のカードを持っている。これを場所カード(アクシ…