カテゴリー: ほ
ボタニクス(Botanicus)
苗を見たいお客さんもいる 植物園に苗を植えて花を育て、訪れたお客さんに楽しんでもらうパターンマッチングゲーム。今年のドイツ年間エキスパートゲーム大賞で推薦リストに選ばれた。お金カツカツで1金に泣く展開は、往年のハンス・イム・グリュック社の名作を彷彿とさせる。 アクション選択はメインボード上で行う。1…
包装禁止(No Packaging)
レジ袋を節約しすぎない 「セクシーな品物」を買ったことがばれないよう、レジ袋チップで一部を隠すアダルトなワードゲーム。レジ袋をたくさん使えばレジ袋代がかかり、レジ袋をケチって投票で1位になると「セクシー税」を支払わなければならない。QOLと環境問題のバランス取りが試される。 品物カードはレベル1とレ…
ホッタイモイジンナ(What Time Is It Now?)
空耳スキルを磨く カードで組み合わせられた外国語の単語をスマホで聞いて、日本語で何と聞こえたかを合わせるコミュニケーションゲーム。梟老堂がワールドワードゲームフェスティバル2019で発表したものが話題となり、今春クレーブラットから一般発売された。旧版ではグーグル翻訳を使って音声を流していたが、新版で…
盆暮れ正月両彼岸(Bon, Year End, New Year’s Day, and Both Higans)
考えるお墓参り お墓参りをテーマにしたトリックテイキングゲーム。お寺ボードゲームシリーズをリリースしている陽岳寺不二の会がクラウドファンディングを経て、ゲームマーケット2021春に発表した。12トリックでの得点を予想するビッド式のトリックテイキングだが、手札を使ったビッド、得点の異なる7スート、ラウ…
ボムスカッド(Bomb Squad)
一か八かで言ってみるスリル 昇順に並んだコードを切断して爆弾を解体する協力ゲーム。50のミッションが用意され、シナリオが進むにつれて難易度が上がっていく。『ザ・クルー』のような仕掛けで一触即発の爆弾解体のスリルを味わえる。 1~12の数字がついたコードタイルと、今回のシナリオで使うタイルを混ぜて配り…
ポルト(Porto)
カラフルな家の窓には…… ポルトガル北西部の都市ポルトの、カラフルな家々が立ち並ぶリベイラ地区を舞台に、多層階の家を建てて契約を達成するタイル配置ゲーム。メボゲームズ(ポルトガル)から2019年に発売され、昨年の秋にサニーバードから日本語版が発売された。ミドルからライトぐらいのタクティカルなユーロゲ…
ポイントサラダ(Point Salad)
あちら立てればこちら立たず さまざまな得点方法が書かれた目標カードに沿って野菜を集めて得点を競うカードゲーム。タイトルは近年のゲーマーズゲームでよく言われる用語で、多くの得点方法を用意してゲームに深みをもたせる手法だが、これを凝縮して短時間カードゲームにしたのは、「複雑そうに見えるゲームもつまるとこ…
ボルカルス(Vulcanus)
たとえ東京が焦土となっても 全身から溶岩を噴出しつつ東京を襲う怪獣と、怪獣緊急対策本部の戦いを描く1対多のボードゲーム。連作ボードゲームプロジェクト『KAIJU ON THE EARTH(カイジュウ・オン・ジ・アース)』の第1弾となる作品で、デザイナーの上杉真人氏(『ペーパーテイルズ(ヴォーパルス)…
ボブジテン(Bob Dictionary)
意外と説明できないカタカナ語 日本語大好きなボブが、カタカナ語抜きで説明するカタカナ語を当てていく会話遊び。『捕込』『High!High?High!!』などを発表してきた「つかぽん」が、有明で行われる国内最大の電源不要祭典2017春に発表した。我々がいかに普段からカタカナ語を多用しているか痛感させら…
ポートロイヤル:契約をもうひとつ……(Port Royal: Ein Auftrag geht noch…)
みんなの顔色をうかがってめくる カードをめくってリスキーな航海を繰り広げるドイツのカードゲームの拡張セット。作者は基本セットと同じプフィシュターで、協力ゲームのシナリオが入っているのが特徴だ。 日本語版も出ている『ポートロイヤル』はどんなゲームかというと・・・山札から好きなだけカードをめくり、バース…