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横暴編集長(Tyrannical Editor)

読んでみたい作品たち 上下2つに分かれたカードを組み合わせて面白い文学作品を作るゲーム。ゲームマーケット2015春で発表され、じわじわと人気が広がっている。記事にもある通り、出来上がった作品がSNSで拡散されるところが、昨年のヒット作『枯山水』と共通している。これまでに900セットを販売し、増産して…

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御朱印あつめ(Goshuin Collection)

ゴールドの大日如来ありがたや 御朱印とは、神社や仏閣に参拝して押してもらうハンコのこと。近年、ちょっとしたブームになっているらしく、地域の三十三観音などに入っていないうちのお寺でも頼まれることがある。書式に決まりがあるわけではなく、ご本尊の名前を書いたり、念仏のお題目を書いたりとさまざまである。 こ…

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たのめナイン(Tanome Nine)

めざせ9枚目 手札からカードを出して会計を押し付けあうカードゲーム。ゲームマーケット2015秋で初出展のするめデイズが発表した3タイトルのうちの1つだ。1ゲーム終わるとついもう1ゲームやりたくなる、中毒性の高いゲームである。 自分の番には手札から料理カードを出して、山札から1枚補充する。「餃子、30…

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エイジオブサモナー~大召喚時代~(Age of Summoners)

魔力を貯めて召喚合戦 ケルベロス、キメラ、スフィンクス、スケルトンといった精霊を召喚して、その能力を組み合わせ得点を稼ぐカードゲーム。これはこれで定評のある「真面目」な方の北条投了氏の作品で、ゲームマーケット2015秋で発売された。1枚のカードが、3通りに用いられる仕組みが面白い。 手番には手札を1…

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はんか通骨董市(Curio Collectors)

切り分けの意地悪 江戸の商人たちが骨董品を分配して集めるカードゲーム。OKAZU Brandがゲームマーケット2015秋で発表した作品で、『ゴー・ダッ・チーズ』(TGiWレビュー)と同様、手軽にドラマチックな展開が楽しめるゲームだ。 商人たちが集めるのは茶器、屏風絵、刀剣、水墨画、和楽器、木彫、書物…

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ゴー・ダッ・チーズ(Go da Cheese)

えっ、何で私がチーズもらえるの?! イヌ、ネコ、ネズミのカードを出してチーズを取り合うカードゲーム。OKAZU Brandがゲームマーケット2015春で発表した作品で、10月のエッセン・シュピールにも出展される。国際的にも評価がすっかり定着したOKAZU Brandだが、このゲームもその期待を裏切ら…

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コクーン・ワールド ザ・ボードゲーム(Cocoon World: The Board Game)

タイルの指示に翻弄 ファンタジーワールドの地下空洞を舞台にしたすごろくゲーム。シンプルで先の読めないドタバタな作品である。 手番には2個のダイスをタワーに入れて振り、その合計だけ自分のコマを進める。そして止まったマスが空いていたら手持ちのタイルを置き、その指示に従う。たいていは「○マス戻る(進む)」…

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エイト・エピックス(Eight Epics)

もう無理だと何度も思った サイコロ8個を全部1の目にする、サイコロ8個の出目の合計を10以下にするといった厳しい条件を、キャラクターの能力を駆使して達成していく協力ゲーム。『ラブレター』のカナイ製作所がゲームマーケット2015春に発表した作品で、カードはたったの16枚しか使わないが、その組み合わせと…

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ブレーメンズ(Bremens)

仲間に乗ってゴールを目指せ ネコ、イヌ、ロバの3匹をうまく重ねてゴールを目指すレースゲーム。『モテねば。』『シンデレラが多すぎる』の大気圏内ゲームズがゲームマーケットで発表したもので、テーマ(ブレーメンの音楽隊)の落とし込みだけでなく、洗練されたボックスアート、ひねりの効いたゲームデザインはさすがの…

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リフトイット!(Lift It!)

クレーンを頭から下げて、指示通りにパーツを組み立てるアクションゲーム。オリジナルは2012年に『ビルドイット』というタイトルで北欧で発売された作品であるが、2014年にゲームファクトリー社(スイス)が多言語版をシュピールで発表し、注目を集めた(写真はシュピールでのデモ風景)。見ただけで何をやるか分か…