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馬高(Umataka)

土器を作って木の実を調理 縄文時代に素敵なデザインの土器を作り、木の実を蓄えるワーカープレイスメント&ロンデルゲーム。燃え上がる炎のような形をした「火焔型土器」が出土した馬高遺跡(新潟県長岡市)がタイトルになっており、地元新潟の同人サークルが制作し、クラウドファンディングで389万円を集めて製品化し…

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いっていっぺいいって(Say Ippei Say)

ギャンブルは負けても快感? メジャーリーガーの口座からお金を盗んでギャンブルにつぎ込むボードゲーム。ゲームマーケット2024春に芸無工房から頒布された。タイトルの元ネタは漫画「いっていっぱいいって」より。 手番にはまず口座からお金を盗むチャレンジを行う。2億円・3億円・5億円から左隣のプレイヤー(オ…

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オトカケノ祭壇(Altar of Otokake)

ボキャブラリーの発見と共用 限られた文字の組み合わせで、どのコマをどこに移すか当ててもらう協力ゲーム。よぐゲームズが3月のボドゲエキスポで発表した(ゲームマーケットでは未発表)。26の人工言語が収録された『アマタノ儀式』のように独特のコミュニケーション制限による笑いと創造性が楽しめる。 1人のプレイ…

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オープン(Open)

読めそうで読めないドラマ 『ラマ』『スカウト』『ナナトリドリ』など、ゴーアウト系のカードゲームは盛り上がるものだが、大富豪(大貧民)との差分は重視したいところだ。『ヘイヨー』『トリックと怪人』の作者によるゴーアウト系で、ゲームマーケット新作評価アンケート評価数最多・評価平均9位の実力やいかに。 まず…

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一度でいいから回ってない寿司を食べたい(Non-Rotating Sushi Just Once)

回ったら取らない よく観察して迷惑系Youtuberがいじらなかった寿司を取るパターン認識ゲーム。ゲームマーケット2023春にて芸無工房から発売された。『オーデンの触祭』(2017年)とテーマ・メカニクス的に近いが、グリッドがなくなったことでより厳しい観察眼が求められる。 プレイ人数分の寿司をめくっ…

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オイルタウン(Oil Town)

石油採掘は配置パズルとダイスロール 地下から石油が通るように9枚のカードを並べ、振ったダイスを配置して石油を流すカード配置&ダイスロールゲーム。ライプツィヒ在住のドイツ人デザイナーと日本人イラストレーター夫婦が制作した作品の第1弾で、クラウドファンディングサイトThe Game Crafterで製品…

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オスティア(Ostia)

気持ちいいマンカラ ローマの港オスティアで大船団のオーナーとなり、船を作り、途中の港に建物を建てつつ目的地を目指すリソースマネージメントゲーム。うちばこやがキックスターター限定で発売した。マンカラ方式による資源獲得とアクション選択は他作品にも見られるが、制限がきつくなく思い思いの戦略が取れる作品とな…

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暗黒評議会(Council of Shadows)

みんな違う目標勝利点 『ベガス・ロイヤル』から始まったアレア新大箱シリーズは、これまでのアレア作品のリメイクがメインだったが、昨年発売された6番のこのゲームは完全新作、しかも初めての宇宙テーマである。パッケージもこれまでのシリーズとは雰囲気が異なるため、本当にアレアなのかと思うほどだが、「目標勝利点…

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おえかきネハンズ(Draw Nirvana Scene)

みんなで作るありがたい絵図 2月15日はお釈迦様の命日である。臨終の様子は「涅槃図」としてあちこちのお寺で掲げられ、供養されている。沙羅双樹の間に横たわったお釈迦様の周囲には、他界を悲しむ多くの弟子たち、神様、菩薩、動物や虫に至るまで数多く描かれている。 その涅槃図をお絵かきゲームにしたのがこの作品…

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アクロポリス(Akropolis)

立体的な街並みの美しさ ギリシャの建築士となり、街区が描かれたタイルを効率よく配置し都市を発展させていくパズルゲーム。ギガミック(フランス)から出版されたものをEngamesが日本語版として発売した。現在、フランス年間ゲーム大賞にノミネートされている。ほどよく悩めて、大量得点が気持ちいいパズルゲーム…