カテゴリー: 海外ニュース
トランプ関税でボードゲーム業界危機、アメリカ
アメリカのボードゲームニュースサイト「ボードゲームワイヤー」は、アメリカのボードゲーム業界で、トランプ関税による値上げ問題を報じている。世界中のボードゲームの多くが現在、中国で製造されているのは周知の事実だが、トランプ政権は2月4日、中国からアメリカに輸入されるすべての製品に10%の関税を課した。こ…
アスモデがエンブレイサーから独立して株式上場
アスモデグループは2月7日、ナスダック株式市場に単独上場した。時価総額評価は296億スウェーデン・クローナ(26億ユーロ、4095億円)。一方、分離された親会社エンブレイサーグループの株価は44%の下落となった。 スウェーデンのコンピュータゲーム持株会社であるエンブレイサーグループは、2010年代か…
BGGで25タイトルが殿堂入り
アメリカのボードゲーム総合サイト「ボードゲームギーク(BGG)」は今月、「殿堂(Hall of Fame)」ゲームリスト25タイトルを発表した。ボードゲームを趣味の領域に高めた歴史的な傑作が挙げられている。 BGG設立25周年を記念しての25タイトル発表。「革新性、芸術性、インパクトにおいて有意義な…
シュピール’24:開幕
10月3日(木)10時(日本時間17時)から、ドイツ・エッセンにて、世界最大のボードゲームメッセ「シュピール(SPIEL)」(主催:フリードヘルム・メルツ社)が開催される。 41回目となる今回は52カ国(新規はブラジル、インドネシア、マレーシア)から923団体が1562タイトルの新作を出展し、685…
ジェンコン2024開幕、日本パビリオンも登場
北米最大のアナログゲームコンベンション「ジェンコン(Gen Con)2024」が本日から4日間、アメリカ・インディアナポリスで開催される。日本からはホビージャパンやオインクゲームズなどのほか、ボドゲエキスポの企画による日本パビリオンが登場し、『真・女神転生 The Board Game』などが展示さ…
ドイツ年間ゲーム大賞授賞式で「スイカ」が問題に
ドイツ・ベルリンで7月21日に行われたドイツ年間ゲーム大賞授賞式で、エキスパートゲーム大賞を受賞した『E-ミッション(デイブレイク)』の作者のひとりM.メナパーツ氏が、パレスチナ人への支持を表すスイカのステッカーをTシャツに付けていたことが問題となっている。ドイツ年間ゲーム大賞協会は今後、同協会が主…
ドイツ・ボードゲーム作家組合が適切なライセンス料を求める声明
ドイツ国内外で600名以上のボードゲームデザイナーが加盟する「ボードゲーム作家組合(SAZ)」は29日、出版社契約におけるライセンス料に関して、公平性と透明性を求める声明を発表した。 声明によると現在ボードゲーム業界では、ほとんどの契約において出版社の純売上に基づくパーセンテージでライセンス料を計算…
2023年のドイツボードゲーム市場は+3%の成長
ドイツ語圏内の19のボードゲーム出版社が加盟する社団法人ボードゲーム出版社(Spieleverlage e.V.)は、1月30日から始まるニュルンベルク・シュピールヴァーレメッセ前に恒例のボードゲーム市場概況を発表した。それによると2023年の売上(TCG・パズルを含む)は前年比+9%の増加、TCG…
独ハバ社が債務超過により事業再生手続開始
キッズゲームを数多く手掛けるハバ社(ドイツ)は12日、地元コーブルク地方裁判所にて債務超過による事業再生手続きを申請し、承認された。2000人の従業員のうち、すでに7月に100人以上を解雇し、8月には子供服部門「Jack-o」を廃止することを発表していたが、今後は子供向けの玩具と家具に専念して経営再…
ドイツのボードゲーム出版社がガーナで植林プロジェクト
ドイツのボードゲーム出版社が、アフリカ・ガーナのサバンナ地帯に植林プロジェクト「ボードゲーム街道」を始めた。ボードゲームデザイナー、U.ローゼンベルク氏が発起人となり、1社あたり2000本、今後10年間で20社4万本の植樹を行う。 気候保護と環境意識の醸成に取り組む企業「クリック・ア・ツリー」と協力…