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ゲームマーケット2025秋:新作評価アンケート結果、1位は『バナナガバナンス』

ゲームマーケット2025秋(11月22・23日、幕張メッセ)で発表された新作について、当サイトで1ヶ月にわたって評価アンケートを行った。自由記述式で359名による評価の結果、『バナナガバナンス』が1位となった。2位以下は以下の通り。

このアンケートは、プレイヤーには国産ボードゲームを選ぶ際の参考にしてもらい、制作者にはプロモーションに役立ててもらうことで、新旧入れ替えの早いサイクルの中でもより広く、より長く遊び続けてもらうことを期待して2005年から行なっている。

今回の投票者の内訳は男性81%・女性19%、10代1%・20代14%・30代40%・40代30%・50代14%・60代1%、居住地は関東62%・中部11%・近畿11%・東北7%・九州沖縄3%・北海道2%・四国1%・海外1%で、ゲームマーケット参加者は84%だった。全体ではのべ3493タイトルが挙げられ、投票者1人あたりに換算すると9.7タイトルとなる。最多投票者は121タイトル。

ランキングにあたっては前回までと同様、評価数による1票の影響を小さくするため、架空の「3点✕20人」を加えて平均した。英語・漢字・カタカナなどの表記ゆれ、「・」「!」などの有無、軽微な誤字脱字は同定できる限り合わせて集計している。

評価1位の『バナナガバナンス』はバナナカードでサルを競り落とし、獲得したサルの点数と使わなかったバナナの点数の掛け算で競うミニマルなオークションゲーム。2位の『STORM IN A TEACUP』は3種類のカードだけで行なうゴーアウトで、3位の『ウロボロストリック』は獲得札が手札に戻り手札がなくなると負けるトリックテイキング。投票数1位は順番に公開するバッティングゲーム『ぬすっとキャット』で6位だった。

過去のゲームマーケットの結果はこちら。投票して下さった方々に感謝申し上げます。ありがとうございました。

【ゲームマーケット2025秋:新作評価アンケート結果】
1位:BANANA GOVERNANCE(ラフゲームズ)4.13/44
2位:STORM IN A TEACUP(ごみ国際)3.90/30
3位:ウロボロストリック(篠原遊戯重工)3.87/49
4位:合体!!クロスゴーレムズ(RMBC)3.85/40
5位:VIDRO(バンブーゲームズ)3.814/23
6位:ぬすっとキャット(イブインク)3.808/79(評価数最多)
7位:スノープ(SzpiLAB)3.79/27
8位:13月32日(ロクジゾー)3.78/53
9位:ゆび感クレーンゲーム チャンピョンシップ(てんつくゲームズ)3.73/42
10位:イルイラン(グループSNE)3.690/22
11位:ハジの多い生涯を送って来ました(アゲピテック)3.685/34
12位:銀河トリックテイク・ガイド(四等星)3.683/21
12位:Spur Note / シュプールノート(14games)3.683/21
14位:たぬきとわがしとししおどし(アソビツクース)3.682/24
15位:DORON – Ninja Trick taking –(HEX EYE GAMES)3.66/24
16位:ピプラス(くじらだま)3.64/22
17位:すしオッター(OKAZU brand)3.60/40
18位:賢者の数字(イオピーゲームズ)3.57/27
19位:シェディー・レディー(Mob+)3.56/52
20位:デンジャラスイーツ(ぶれけけゲームズ)3.55/18
21位:Syzygy(With Token)3.54/32
22位:For The People(BREAD WORKS)3.53/20
(3点✕20人を加えた評価平均/投票者数。3.50/18票=全体の5%以上)

規定投票数未満で評価の高かったゲーム(3.50以上/9~18票、五十音順)
カンパニア(Asobition)、クイズ!ブブンブンカツスイッチ(Avignon Games)、米米ハンターズ!!(芸無工房)、三連球(サークル713)、スープスクープ(モノビーズ)、Splentia -輝きの国-(K*)、小さな宝もの(さとーふぁみりあ)、ティア・キング(ミラーハウス)、動物園ウォーズ カードゲーム(Studio GG)、Bluolino ブルオリノ(Sui Works)、ポーズマニア!(Avignon Games)、ポケットの中の平成(ボドぶい)、Parfait !! – パルフェ!! -(よのび〜)

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『マインドバグ×キング・オブ・トーキョー』日本語版、1月16日発売

ピチカートデザインは1月16日、「JELLY JELLY GAMES」のレーベルで『マインドバグ×キング・オブ・トーキョー(Mindbug x King of Tokyo)』日本語版を発売する。ゲームデザイン:C.クダール&M.ヘーゲン&R.ガーフィールド&S.エリアス、アートワーク:D.マルティネッツ&M.ゴットホールド、2または4人用、8歳以上、15~25分、3300円(税込)。単体でも、『マインドバグ-最初の邂逅』と組み合わせてもプレイできる。

今月日本語版が発売された対戦カードゲーム『マインドバグ』が、怪獣たちのバトルロワイヤル『キング・オブ・トーキョー』とコラボした。強大な怪獣を召喚して戦うが、相手は「マインドバグ」カードを使って、その怪獣を瞬時に支配(横取り)することができる。

おなじみの怪獣たちがマインドバグ特有のユニークな能力を持ってカード化。スペシャルダイスでイカれた攻撃効果を発動したり、エネルギーキューブを支払ってパワーカードを購入したりするなど、『キング・オブ・トーキョー』ファンなら思わずニヤリとする演出が随所に散りばめられている。

逆方向のコラボ作品『キング・オブ・トーキョー:マインドバグ』(拡張セット)も日本語版が先月発売されたばかり。どちらも『マジック:ザ・ギャザリング』のガーフィールドがデザインに入っており、シンプルさと奥深さを両立させたコラボ作品に仕上がっている。

内容物:クリーチャーカード32枚、パワーカード16枚、マインドバグカード4枚、サマリーカード4枚、ダイス2個、エネルギーキューブ20個、ライフトラッカー2個、説明書1部

JELLY JELLY GAMES:マインドバグ×キング・オブ・トーキョー