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小説版マーダーミステリー『八月のタイムマシン』4月4日発売
Published Date: 2025-03-08 小説版マーダーミステリー『八月のタイムマシン』4月4日発売コメントする
新紀元社は4月4日、『SNEマダミスノベルズ 八月のタイムマシン』を発売する。著:秋口ぎぐる、四六判316ページ、2200円(税込)。
『マーダーミステリー・オブ・ザ・デッド』に続くグループSNEの小説版マーダーミステリー第2弾。KADOKAWAから2023年1月に発売された同名のマーダーミステリーゲームがもとになっている。第1弾に続き、ゲーム版の原作・監修を担当した秋口ぎぐる氏が自ら筆を執った。舞台は携帯電話やインターネットが普及する前の地方都市。同じ過去を共有する若者たちが、これから起きる幼なじみの死を防ぐため、タイムリープをくり返すことで事件の真相に迫る。
「ご町内のみなさま、おはようございます。本日は夏祭りの開催日です――」町内放送が響く中、幼なじみである6人の男女が商店街にある喫茶店で数年ぶりに顔を合わせた。リーダー格の柏木琉青が言う。「今夜、直墨が殺される。」彼は同じく幼なじみである新堂直墨の死を目の当たりにし、彼の屋敷の地下にあるタイムリープ装置を起動し、12時間前である「今」へ戻ってきたという……
ちょっとノスタルジックな世界観で、輝いていた過去への郷愁が漂う青春ミステリー作品だ。