カテゴリー: 国産
チクタクオーダー(Tick-Tock Orders)
工程の順序もあるよ タイルをめくって材料を集め、さまざまな製品を作って注文を達成するリアルタイム協力ゲーム。『ラッセーラゲーム(ねぶたビート)くじらだまがゲームマーケット2020春(中止)に発表した作品で、ボードゲームセレクション2021で大賞に選ばれた。製品が各1つしかないために、工程を工夫しなけ…
エイジオブジェントリー(Age of Gentry)
名士の仲に気を遣う ロンドンで各国から来た名士たちをドラフトで集め、その組み合わせで名声を競うセットコレクションゲーム。「エイジオブ」シリーズ16タイトル目で、ゲームマーケット2021大阪・春で発表された。各1回ずつしか使えない得点パターンの選択が悩ましい。 毎ラウンド、プレイ人数+1列の場札を並べ…
アノコロの俺らシリーズ・ボの巨人たち(We at the Time: Boardgames)
分かるわけないと思ったら 日本国内のボードゲームサークル・メディア・カフェ・企業などの始まった年を、ドイツ年間ゲーム大賞の受賞年より未来か過去か当てるトリビアゲーム。 毎回、ドイツ年間ゲーム大賞1タイトルが基準となり、山札から引いたカード3枚から1枚選んで、基準より未来か過去かを宣言。カードをめくる…
ウリニゲセブン(Selling Out Seven)
ウインナーマヨパンを偽装? コンビニの商品開発担当者となって、できるだけウインナーの量を節約したウインナーマヨパンを開発する粘土ゲーム。芸無工房のゲームマーケット2021大阪・春の新作。切端ウインナーを両端から出して、あたかも全部入っているように見せかける。 各プレイヤーは、大ウインナー(5cm)2…
ハリウッド センセーション(Hollywood Sensation)
スキャンダルは押し付けあい 2人の女優が映画ヒロインの座をめぐって争うトリックテイキングゲーム。数寄ゲームズ(長野)がゲームマーケット2020秋に発表した国産ゲームである。2人用トリックテイキングゲームといえば『乞食と泥棒』(1984年)という名作があるが、こちらは運の要素を減らし、取りたいカード…
エイジオブネフティス(Age of Nephthys)
特殊効果と手札で史料揃え 19世紀の大英帝国を舞台に、断片的な史料カードを整理して発表するカードゲーム。サザンクロスゲームズによるエイジオブシリーズ第15弾で、ゲームマーケット2020秋に発表された。ランダムに並ぶ史料カードで組み合わせを作れるかどうかは、運と共にカードのコンボにかかっている。 毎ラ…
タングルウィード(Tangle Weed)
明日は明日の風が吹く 枯れてちぎれた珠が、風で転がって種を増やす植物群「タンブルウィード」。西部劇によく出てくるこれを育成して販売するボードゲームである。ゲームマーケット2020秋にEJPゲームズから発表された。手芸毛玉を使ってリアリティを高めている。 毎ラウンド、タイルと種がマーケットに並べられ、…
羊と花畑(Sheep & Garden)
町外にも家あり、湖上に木あり となりの人と共通の目標をもって牧場や花畑を広げる半協力型のタイル配置ゲーム。『リトルタウンビルダーズ』のStudio GGが『グッズメイカー』とともにゲームマーケット2020秋で発売した。『カルカソンヌ』と『ふたつの街の物語』をいいとこ取りして、比較的短いプレイ時間に収…
ナワバリ(Territory)
カワイイ動物たちの複雑な戦い A.I.Lab.遊といえば『狩猟の時代』『行商の時代』と遊びごたえのある作品を発表してきたサークルである。ゲームマーケット2020秋で発表されたこの作品は、アートワークがキッズ向けだったため一回スルーしそうになったが、全く裏腹にガチなセットコレクションゲームだった。かわ…
アナフラ騎士Shock!(Knights with Poison)
慎重なくらいが丁度いい 同じ種類の毒を2回食らうと脱落してしまうトリックテイキングゲーム。中止となったゲームマーケット2020大阪でJoynt Game Factoryが発表予定だった国産ゲームで、ポッドキャスト「今夜もアナログゲームナイトの太陽皇子。が選ぶ2020年ボードゲームランキングベスト10…