裏をかいてダイス選択『12王国の女王』日本語版、12月21日発売
テンデイズゲームズは12月21日、『12王国の女王(Queen of 12)』日本語版を発売する。ゲームデザイン:R.モドル、イラスト:R.ラゴファン、1~4人用、10歳以上、40分、3630円(税込)。
『12王国の玉座』『12王国の評議会』に続くコラクスゲームズ(ドイツ)の12王国シリーズ第3弾として、昨年春に発売された。お互いの狙いを読んでダイスを奪い合うロール&ライトゲーム。
各ラウンド、袋から引かれた12面ダイスを2つのプールに振り、各プレイヤーはダイス選択方法が記されたキャラクターカードを手札から選んで一斉に公開。数字の小さい順に解決してダイスを獲得し、目や色に基づいて自分のシートにマークを描き入れる。
キャラクターカードが他プレイヤーとバッティングすると最低限のアクションしか実行できないため、他プレイヤーの動向を見て裏をかくことも必要。新たなカードを獲得することで、さらに幅のあるダイス選択と、バッティングを回避することができるようになっていく。
12ラウンドでシートの列をどれくらい埋められたかで合計点を競う。可愛らしいキャラクターたちを巧みに使い、12王国の新女王を目指そう。
(写真はドイツ語版)
タダ乗りで全米旅行『フリーライドUSA』日本語版、12月25日発売
サニーバードは12月25日、『フリーライドUSA(Freie Fahrt USA)』日本語版を発売する。ゲームデザイン:F.フリーゼ、イラスト:H.リースケ、1~5人用、10歳以上、55分、8800円(税込)。12月12日から先行販売される。
ヨーロッパを舞台にしたフリーゼの鉄道ゲーム『フリーライド』のアメリカマップで、2Fシュピーレ(ドイツ)から今秋発売された。鉄道会社が線路を作り、乗客を目的地に運ぶ。
最初のルートを決めスタート地点に列車コマを置いてスタート。手番には線路を作るか、できあがった線路を通って列車を目的地に進めるか、線路コマを補充する。自分の路線と国の路線は無料で通れるが、他プレイヤー路線も、お金を支払うことで国有化され、フリーライドできるようになるのが特徴。
山札の時代が進むにつれて複数ルートを同時進行できるようになり、時代IIIの山札がなくなって、これ以上得点ができなくなったプレイヤーから撤退する。全員が撤退したらゲーム終了で、達成した都市と残りのお金による勝利点で勝敗を決める。新要素として東西に長い路線では、場の都市カードから路線を選び、達成すれば臨時ボーナスをもらえる。
都市名は日本語化されており、さらに色分けされていることで視認性がアップした。他のプレイヤーが使いたくなる路線を先に引きつつ、無料になった路線を活用してできるだけ多くのアメリカの都市を訪問し、最多の勝利点を獲得しよう。
(写真は英語版)