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ゲット・オン・ボード:ニューヨーク&ロンドン(Get on Board: New York & London)
利便性の向上に努めてまいります 紙ペンゲームの欠点の一つとして、「映えない」ということがあると思っている。いくらシートがカラー印刷でも、鉛筆で印をつけたぐらいでコンポーネントの満足感は得られない。ホワイトボードにカラー水性ペンだと幾分ましな感じがするので、鉛筆のせいかもしれない。『カートグラファー』…
Guess猥談(Guess Obscene Stories)
味わい深い話を お題の話をひとりずつ発表して、親がテーマを当てるゲーム。夜の黒うさぎがゲームマーケット2021秋で発表した猥談系カードゲーム4タイトルの一作(あとの3タイトルは『やーい、すけべ』『One Night Queen』『30秒でナンパしな!』)テーマは基本アダルトだが、中にはそうでないもの…
ゲスクラブ(Guess Club)
お互いの書きそうなことを予想するクラブ お題に対してほかの人と同じ答えを書く台湾のコミュニケーションゲーム。昨年、当サイトの日本語版リリース記事で最もアクセス数の多かった作品である。 写真のお題は「頭にくること」。お題が発表されたら自分のミニホワイトボードに6つ答えを書く。自分が頭にくることではなく…
ケララ:象の道(Kerala: Der Weg der Elefanten)
色を揃える象祭り 同じ色のタイルをできるだけつなげるパズルチックなタイル配置ゲーム。今年のオーストリアゲーム大賞に選ばれている。色を揃えるのがだんだん苦しくなっていく中で、ひらめきと先読みで高得点を狙う。ケララはインド南部の州で、ヒンドゥー寺院に装飾した象を集めて女神を讃えるお祭りが開かれる。 各プ…
ケンブルカスケード(The Battle at Kemble’s Cascade)
じっくり攻めるシューティング レトロなコンピュータシューティングゲームを題材にしたボードゲーム。敵機を撃ち落とし、隕石を避けてボスに臨む。 画面が下に流れていくスクロールは、トレイにタイルを並べて表現している。ラウンドが終わるごとに、一番下のトレイを取り除き、新しいタイルを置いて一番上に置く。こうす…
ゲーム全格納庫(Allerley Spielerey)
全部別々のボード、しかも木製 R.クニツィアの幻のゲームアンソロジー。『古代ローマの新しいゲーム』(1994年)と同じ年に発売されたが、木製のケースに木製のボード、さらにワインまで入っている豪華仕様で、限定100セットしか作られていない。テーマはドイツ兵で、木製ボードのデザインに反映されている。 2…
原始人の晩餐(Primitive Men’s Dinner Party)
食べ過ぎない バッティングしないように狩猟か採集を選んで、たくさん食料を集めるカードゲーム。『オレカジ!』のタガミゲームズがゲームマーケット2015春に発表した。食料を支払って雇う仲間の特殊能力によって、各プレイヤーの狙いが絞られ、読み合いが熱い。 獲物を狩りに行くか、果物を採りに行くか、どちらにも…
ゲット・ラッキー(Get Lucky)
チャンスは寝て待て 『キル・ドクターラッキー』(1996年)という、ゲーム愛好者には有名な作品がある。館の中で、ラッキー博士とふたりきりになる機会を作り、ほかのプレイヤーに見られないところで殺害するというアメリカのボードゲームだ。心惹かれる設定とは裏腹に、お互いに妨害しあって殺害がなかなか成功せず、…