2021年年明けの新作:シュミットシュピーレ
★ティーフェンタールの酒場:空き部屋あり(Die Tavernen im tiefen Thal: Zimmer frei)
ゲームデザイン・W.ヴァルシュ、2~4人用、12歳以上、60分。
一昨年発売されたダイスドラフトゲームの拡張セット。4つのモジュールと4つのシナリオが入っており、好きなものを組み合わせても、おすすめにそっても基本セットに加えられる。ワイン室とソムリエでワインを提供できるようになり、貴族が宿泊できる客室も用意できる。課題の達成に力を貸してくれる市長や、固有の能力をもつ従業員も登場。
★ミッションISS(Mission ISS)
ゲームデザイン・M.ルー、2~4人用、10歳以上、90分。
現在16カ国が参加している国際宇宙ステーションを舞台にした協力ゲーム。最初のモジュールが作られた1998年から始まり、管制センターから宇宙飛行士に指示を出す。宇宙飛行社最初数名しかいないが、次第に増やし、新しいモジュールを作ったり、さまざまな実験を行ったりする。
★曲げられる(Kannste Knicken)
ゲームデザイン・R.クエルフルト&K.J.ヴレーデ、1~4人用、8歳以上、20分。
シートを折りたたんでいくロール&ライトゲーム。振られたダイス目を見て全員同時に自分のシートにチェックを入れる。エリアにあるニコニコマーク全てにチェックを入れるとその部分の紙を折りたたむことができる。折り曲げるエリアは小さくも大きくもでき、大きいエリアを折りたたむと永続の特殊効果が得られる。先に4つのエリアを折りたたんで目標マークをつなげたプレイヤーの勝利。
★コレクション(ColleXion)
ゲームデザイン・A.ボザ、2~4人用、7歳以上、20分。
プラスチック製のポリゴンタイルを集めて同じ形か同じ色4つのセットを作る。タイルは箱の中にランダムに重なって入っており、上から取らなければならない。セットができると得点になるが、後から作るほど得点が高い。しかし待ちすぎてゲームが終わってしまうと得点できない上に、残ったタイルは失点になってしまう。アクションマーカーによってほかのプレイヤーから奪ったり交換したりすることもできる。
★クヌッフィー(Die Knuffies)
ゲームデザイン・W.ヴァルシュ&A.ハーグ&J.ヴィッカース、2~4人用、6歳以上、15分。
くっつく布製ボールを使って塔を積み上げるパーティーゲーム。指定された色のボールを指かピンセットで取って上に積み上げる。成功したら次のプレイヤーへ。落としたらハンデカードを引いて、目を閉じて積むなどのハンデが課される。塔が崩れたら負け。
★探偵プロジェクト:仕掛け爆弾(Pocket Detective – Die Bombe tickt)
ゲームデザイン・Y.ヤムシュチコフ、1~6人用、12歳以上、45~60分。
謎解きカードゲームのシリーズ第3弾。町外れの工場で爆弾が発見され、その犯人と動機を明かして街を爆発から救う。警察やジャーナリスト、技術者など役職によって答えが異なり、複数回プレイできる。
あの日見たモノの名前を僕達はまだ知らない。(Anomono: The Object We Saw That Day)
イラストと名前を合わせる神経衰弱。タイトル通り、よく見るけど名前を知らないものが集められている。
一度やったらだいぶ覚えるかと思ったが、すぐ忘れる上に、大判焼きと回転焼きと太鼓饅頭が全部同じに見えて一筋縄では行かない。逆に名前が似ていてややこしいものも。
仕事で使うので自分だけ知っていたりすると、ちょっと気持ちいい。
あの日見たモノの名前を僕達はまだ知らない。
ゲームデザイン・北条投了/イラスト・中瀬麻衣
バーチャルボードゲームデザイナー夢洲ここん(2020年)
2~8人用/8歳以上/20分