途中からゴリラ語に!『斯くして我はゴリラに成れり』2月13日発売
クリエイティブAHCは2月13日、人狼ゲーム『ゴリラ人狼』と『斯くして我は独裁者に成れり』のコラボ作品『斯くして我はゴリラに成れり』を発売する。ゲームデザイン・あまおち総統、4~6人用(2パック使用で~12人)、13歳以上、15分、3350円(税別)。
「ウホウホ」としか言えない人狼ゲーム『ゴリラ人狼』と、ゲームマーケット大賞優秀賞の正体隠匿系ゲーム『斯くして我は独裁者に成れり』がコラボ。役職カードを捨てることによって途中からだんだんゴリラ化していく。
全ての役職カードを全員が全て持って始め、毎ラウンド役職カードを捨てて残った1枚が勝利条件を満たせば勝利。世論をうまく導きつつ、その裏をかいたり、裏の裏をかいたりしていくというところまでは『斯くして我は独裁者に成れり』と同じルールだが、役職カードは全てゴリラで、その中に1枚だけ人間である「密猟者」が入っている。
「密猟者」を捨てると人間語が喋れなくなり、「ウホウホ」でしかコミュニケーションがとれなくなる。しかし「密猟者」をもっていても、それを隠すためにゴリラのフリをすることもできるため、ひそかに密猟者を残しているのか、それとも本当に捨てたのかを推察しなければならない。
ゴリラ要素をゲーム戦略の1つとして加え、新しいプレイ感を生み出す作品だ。
内容物:カード 63枚(88×63mm)、チップ 30個、マニュアル 1枚、シール 1シート
書籍『西洋アンティーク・ボードゲーム』1月21日発売
日経ナショナルジオグラフィック社は1月21日、書籍『西洋アンティーク・ボードゲーム』を発売する。著・エイドリアン・セビル、翻訳・鍋倉僚介、208ページ、2700円(税別)。
ボードゲーム史研究家の著者が集めた89種類の「西洋版すごろく」を紹介する図録”Vintage Board Games: A Journey Through Games of the Nineteenth Century“を翻訳。中世に遡る起源をもつ『がちょうのゲーム』に、観光旅行・レジャー・学習・道徳・広告・プロパガンダ・風刺といったさまざまなテーマで作られた西洋版すごろくを通して、19世紀ヨーロッパの世相・流行・社会問題が見えてくる。
章立ては「がちょうのゲーム」「ふくろうのゲームとギャンブルゲーム」「教育的ゲーム」「道徳と宗教」「世界を旅する」「戦闘・包囲戦・一騎討」「スポーツとレジャー」「風刺と抗議」「広告と宣伝」「米国へ渡ったボードゲーム」。100年以上前のボードゲームのグラフィックはどのようなものであったか、解説入りで楽しむことができる。
精巧な彫刻と手彩色が施されたゲームの中には希少なゲームも含まれていて資料性も高い。ゲームがどのようにして世界を映し取ったのかを解き明かすことで、現代にも通じるボードゲームと社会の関わりが見えてくるだろう。
本日発売です!
『西洋アンティーク・ボードゲーム』https://t.co/TCtNbso29389作品もの古典ゲームを美しい図版と共に収録。
【収録ボードゲーム紹介③】『デ・ロイテルのゲーム』名提督デ・ロイテルを題材にしたゲーム。プレイヤーが歌を歌うマス、物真似をするマス等もあり独特の愉快なルール。 pic.twitter.com/X6XM2BmV71
— ドロッセルマイヤーズ (@Drosselmeyers_) January 21, 2021