『ゲーム探検隊』電子書籍版発売
ニューゲームズオーダーは1月17日、書籍『ゲーム探検隊』の電子書籍版を発売した。著・草場純、南雲夏彦、赤桐裕二、本間晴樹、250円(税別)。
オリジナルは1989年に刊行され、グランペールから2007年に改定新版が出されている。当初は「ゲームの仕組みを解き明かす知的興奮読本」というサブタイトルがあり、ゲーム研究家の草場純氏らがルールなど理論的なものからゲームの楽しみなど感覚的なものまで考察する。
伝統ゲームのルールの解釈について紹介された現地主義(実際に遊ばれているもの)、合理主義(整合性があるもの)、功利主義(面白いと思えるもの)、文献主義(文字通り)は、現代のボードゲームにおいても迷ったときに参考になる。「必勝法と避敗法」「読みと感覚」「運と実力」など、今も通用するどころか、時代がようやく追いついたと思えるような論考も数々。
広大で興味のつきないゲームの世界を旅するための気楽なガイドブック。
似てる?似てない?『シミロ・アニマル』『シミロ・ワイルドアニマル』日本語版、2月11日発売
アークライトゲームズは2月11日、『シミロ・アニマル(Similo: Animals)』『シミロ・ワイルドアニマル(Similo: Wild Animals)』日本語版を発売する。ゲームデザイン・M.チャッチエラ&H.アック&P.ジッツィ、イラスト・X.G.ドゥリン、2~8人用、8歳以上、10~15分、各1700円(税別)。
オリジナルはホリブルギルド(イタリア)から2019年に発売された。今回日本語版となる動物、野生動物のセットのほかに、神話、歴史、おとぎ話のデッキが発売されている。
出題者と回答者に分かれ、カードの中にまぎれた動物の中からお題となっている動物を当てる協力ゲーム。出題者は手札の動物カードを出し、お題の動物と似ているか似ていないかのヒントを出す。場に並んだ12枚の動物の中から、ヒントのたびに消去法で除去していき、5回のヒントでお題の動物を残せればクリアとなる。
どこが似ているかは出題者の主観次第。それをうまく読み取って正解にたどり着こう。両方のカードをセットを組み合わせてプレイすることもできる。
内容物:カード 30枚、ルール説明書 1枚(※カードサイズ:100mm×65mm)