アラカルトカードゲーム賞2025に『キャッスルコンボ』
ドイツのボードゲーム専門誌『フェアプレイ』は23日、シュピール’25会期中にアラカルト・カードゲーム賞2025を発表し、『キャッスルコンボ』が1位に選ばれた。10位までの結果は以下の通り。
『キャッスルコンボ』は、場からカードを購入して自分の前にグリッド状に並べ、相互のコンボで得点を稼ぐゲーム。ドイツ年間ゲーム大賞推薦リスト、ドイツゲーム賞4位を獲得している。日本語版はEngamesから。
2位は同じ出版社の『ファラウェイ』が、3位には協力ポーカーゲーム『ギャングポーカー』が選ばれた。選評によれば上位2位が圧倒的だったといい、ドイツ年間エキスパートゲーム大賞にノミネートされた『ファラウェイ』よりも、よりルールがわかりやすくて実際のところ楽しいゲームとして『キャッスルコンボ』が受賞したという。
【アラカルトカードゲーム賞2025】
1位:キャッスルコンボ(Castle Combo / G.グラール&M.ルーセル / キャッチアップゲームズ+コスモス)
2位:ファラウェイ(Faraway / J.グピー&C.ルブラ / キャッチアップゲームズ+コスモス)
3位:ギャングポーカー(The Gang / J.クーパー&K.ヒース / コスモス)
4位:フィッシェン(Fischen / F.フリーゼ / 2Fシュピーレ)
5位:フリップ7(Flip 7 / E.オルセン / コスモス+Opゲームズ)
6位:エージェント・アベニュー(Agent Avenue / C.クダール&L.クダール / ナードラボゲームズ)
7位:ダック&カバー(Duck & Cover / O.ケルファティ / キャプテンゲームズ)
8位:オトギドラフト(3 Chapters / J.ハウト / アミーゴ)
9位:ゼニス(Zenith / G.グラール&M.ルーセル / プレイパンク)
10位:指輪物語:デュエル 中つ国の決戦(Der Herr der Ringe: Duell um Mittelerde / A.ボウザ / ルポ)
『白鷺城/ホワイト・キャッスル 対決』11月25日発売
CMONジャパンは11月25日、『白鷺城/ホワイト・キャッスル:対決(The White Castle Duel)』を発売する。ゲームデザイン:S.サントス&I.センドレロ、イラスト:J.ガルディエット、2人用、10歳以上、20~40分、4950円(税込)。
ヒット作品となったデヴィル社のワーカー&ダイスプレイスメントの2人専用版として今年発売された作品。橋とダイスの要素をなくし、プレイ時間を大幅に短縮して手軽に遊べるようになった。2つの藩が姫路城内で政治闘争を繰り広げる。
ゲームは「往路」と「復路」で構成される。往路では6つの「石灯」を1つずつボードに配置して、隣接する2アクションスペースのアクションを実行。すべて置き終えたら、復路でそれらを回収しながら再びアクションを発動する。アクションは庭の建設、交易、家臣の出世、資源交換、資源の獲得、影響力カードの6つ。
石灯の色によって石・貝・穀物などから異なる資源を得られ、石灯カードで獲得量を増やすこともできる。配置転換タイルを使えば、ボード上のアクションの並びを入れ替えて戦況を変えることも可能。復路が終わったら最終決算をして得点の多いほうが勝つ。相手の読みを外し、白鷺城の覇権を掴むのは誰か。
内容物:カード 57枚(44x68mm)、練兵タイル 8枚、職務タイル 6枚、銭 20枚、家紋 20枚、+40/80点タイル 2枚、位階タイル 6枚、庭園タイル 8枚、配置転換タイル 4枚、舶来品タイル 6枚、藩ボード 2枚、白鷺城ボード 1枚、石灯トークン 12個、先攻マーカー 1つ、施設タイル 6枚、藩士 2名、資源キューブ 6つ、繁栄点カウンター 2つ、人員 16名

