好きなものの順位を当てる『あいまいフェイバリットランキング』11月28日発売
アークライトは11月28日、『あいまいフェイバリットランキング』を発売する。ゲームデザイン:ニルギリ、グラフィック:株式会社iDクリエイティブ、2~5人用、6歳以上、30~60分、2750円(税込)。
するめデイズからゲームマーケット2015秋に発表された『曖昧フェイバリットシングス』をリメイク。親の好きなモノをめぐってランキングを作り、順位を当てる。
親と今回のテーマ(「人生でハマったもの」など)を決め、親はテーマに沿って好きなものを5つ書き込んで説明する。他プレイヤーはその5つに順位をつけるランキング(「職業にしたい」など)を発表。親はその中から1つずつランキングを選んで発表し、他プレイヤーは自分の前のカードが何位になるかを予想する。当たれば得点、遠ければ失点となり、3問の合計で最も得点の高いプレイヤーが勝者となる。
出題者は同じであるためゲームが進むにつれて親の「好き」が深く理解できるようになり、会話も自然と弾む。印象に残るセッションとなるだろう。
内容物:◆問題カード 4枚、あいまいカード 5枚、★テーマカード 10枚、★予想カード 20枚、カケラ(1点) 16個、カタマリ(5点) 8個、順位ディスク 5個、中央ボード 1枚、発表チップ 5枚、×2チップ 1枚、決定ボード 1枚、底シート 1枚、ペン 5本、ルール説明書 1枚(カードサイズ ★57×87mm、◆88×63mm)

高騰する給与にどう対応?『ナショナルエコノミー』11月22日発売
コロコロ堂は11月22日、『ナショナルエコノミー』を発売する。ゲームデザイン:西村裕、アートワーク:高畑慧、1~4人用、12歳以上、30~45分、4400円(税込)。
スパ帝国がゲームマーケット2015秋に発表したワーカープレイスメントゲームに、続編の『ナショナルエコノミー:メセナ』(2017年)、『ナショナルエコノミー:グローリー』(2019年)を加えてリメイクした作品。ボドファンでの先行販売は4500人が2190万円を出資した。
手番にはワーカーをカードに配置して、山札からカードを引いたり、カードを支払って建物を建てたり、ワーカーを増やしたりする。ラウンドごとに労働者に支払う賃金が上がっていき、資産を売却したり、みんなが給料として支払ったお金をお店で回収したりして調達しなければならない。
設備投資か、資産売却か。経営判断を重ねながら徐々に戦略を構築していく本格的な経済カードゲーム。同梱の『メセナ』は企業による文化支援がテーマで、カード効果のシナジーを考慮するなど、より発展的な戦略が求められ、『グローリー』では機械人形の導入により労働力の運用に新たな選択肢が加わり、資産構築と戦略の幅が一層深まる。
ルールに大きな変更はなく、箱をコンパクトにする一方でコンポーネントを見直した。カードサイズの見直しやコンポーネントの刷新により視認性・操作性が向上し、労働者コマやお金は紙製から木駒・厚紙チップへとアップグレードされている。
内容物:カード(57x88mm)258枚、カード(42x64mm)45枚、チップ 73枚、木製コマ 27個、スタートプレイヤーマーカー 1個、ルールブック1冊

