エイジオブジェントリー(Age of Gentry)

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

名士の仲に気を遣う

ロンドンで各国から来た名士たちをドラフトで集め、その組み合わせで名声を競うセットコレクションゲーム。「エイジオブ」シリーズ16タイトル目で、ゲームマーケット2021大阪・春で発表された。各1回ずつしか使えない得点パターンの選択が悩ましい。

毎ラウンド、プレイ人数+1列の場札を並べてスタート(一部裏返っているものもある)。イングランド、スコットランド、フランス、プロシア出身の名士がいる。手札から「パワーカード」を1枚ずつ出し、その合計が多い人から場札の1列を獲得できる。この「パワーカード」、数字が強いものほど獲得するときの制限が厳しく、弱いものには特典がついている。欲しいカードがあるけれど、優先順位を高めるとそのカードが取れないというジレンマ。ほかのプレイヤー次第では、棚からぼたもちもある。

獲得したカードは自分の前に並べるが、色も数字も同じカードがあると、ケンカして両方とも帰っていってしまう。ボードゲーム愛好者にもたまに見られる同族嫌悪である。サロンの定員は5人だが、地元イングランド出身の名士がいると、その数だけ定員が増える。

その後で得点計算フェイズとなる。得点パターンは「スコットランドの合計」「5以下のカードの合計」「各地域で最小の合計」など7パターンあり、毎ラウンド1つを選んで得点する。ゲームは6ラウンドで、1度使った得点パターンはもう使えなくなるため、「こっちのパターンにしておけばよかった……」と悶絶することになる。イングランド出身が増えるほどカードも多くなるので、枚数勝負のものはできるだけ後のラウンドに取っておきたい。

イングランド出身がなかなか手に入らず、そのうちにパワーカードの効果で途中で名士がほとんどいなくなるという大失態。どの得点パターンもぱっとせず、最下位に沈んだ。パワーカードの手札運はあるものの、他プレイヤーのサロンをよく見て、どれくらい欲しいかを見極める必要がありそうだ。終盤、残り少ない得点パターンに向けてサロンを整えていくのが楽しい。

エイジオブジェントリー
ゲームデザイン・N2、監修・北条投了
サザンクロスゲームズ(2021年)
1~4人用/10歳以上/30~50分
通販:ディスカバリーゲームズDDTiOGM

Author: admin

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です