米作の刃(Kometsu no Yaiba)
米の呼吸、何の型?
村のみんなと呼吸を合わせて米作りを競うカードゲーム。冷害や台風といった「農鬼」を倒せば報酬がもらえる。
各プレイヤーがもっているカード20枚は同じ構成。そこから9枚を選んで手札にする。ダイスでランダムに選ばれたプレイヤーから順番にカードをプレイしていく。最初は「1」のカードを出さなければならず、出せなければ裏にして捨てる。同じカードをもっていれば、他の人の手番でもプレイしなければならない。
そのうち、「米の呼吸 1ノ型 床土作り」が出たら、「2」のカードをプレイできるようになる。次は「米の呼吸 2ノ型 田起こし」が出れば「3」のカードというようにして米作りが進んでいく。全員の手札がなくなったらゲーム終了で、プレイできたカードで収入を計算して、最も多いプレイヤーが勝利する。
「米の呼吸」カードに農鬼の名前が書いてあったら、その農機がいれば戦わなければならない。持っている太刀にプレイしたカードの修正を入れて、勝てば経験値や収入が上がり、負ければペナルティが課される。
ポイントは手札デッキをどう組むか。全体的な流れを読んで序盤に集中するか、後半まで行くと見込んで後の方の呼吸を入れておくか。読みが的中して米の呼吸が決まると気持ちいい。
米作の刃
ゲームデザイン・北条投了/芸無工房(2020年)
1~8人用/30分
全部廃棄できたら勝利『アーティチョークなんて大キライ!』日本語版、3月4日発売
アークライトゲームズは3月4日、カードゲーム『アーティチョークなんて大キライ!(Abandon All Artichokes)』日本語版を発売する。ゲームデザイン・E.ラーキンズ、イラスト・B.パン、2~4人用、10歳以上、20分、2000円(税別)。
オリジナルは昨年、ゲームライト社(アメリカ)から発売された。ドイツ語版も今年、アミーゴ社から発売される。サラダに混じった大嫌いなアーティチョークを全て取り除くことを目指すライトなデッキビルドゲーム。
各プレイヤーはアーティチョークカード10枚のデッキから5枚を手札にしてスタート。手番には場札にカードを補充してから1枚を手札に入れ、手札の野菜カードをプレイしてアクションを行い、アーティチョークカードを廃棄していく。こうして最初に10枚のアーティチョークを取り除くことができたプレイヤーの勝利。
『ドミニオン』と同じ進行ながらも、可愛らしい野菜たちのイラストと、分かりやすいアクションでお手軽に楽しめる。ゲームの幅を広げるルバーブのプロモカード6枚つき。
内容物:ゲームカード 100枚(アーティチョーク 40枚、ビーツ 6枚、ブロッコリー 6枚、ニンジン 6枚、コーン 6枚、ナス 6枚、長ネギ 6枚、タマネギ 6枚、エンドウ豆 6枚、ピーマン 6枚、ポテト 6枚)、早見表カード 4枚、プロモカード 6枚、ルール説明書 1枚(※カードサイズ:57mm×87mm)