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いくつ当てはまるかで推理『マスターワード』日本語版、1月22日発売

すごろくやは1月22日、ワードゲーム『マスターワード~真実のことば探し~(Master Word)』日本語版を発売する。ゲームデザイン・G.カチュー、イラスト・ニールス、3~6人用、12歳以上、15分、2500円(税別)。

オリジナルはル・スコーピオンマスク社(カナダ)から今秋発売されたばかりの新作。カードに指示されたお題に対し全員が関連しそうな単語を書いて、その中からいくつ該当するかというヒントを元にお題を当てる協力ゲームだ。

出題者1名と探索チーム残り全員に分かれてスタート。出題者はカードをこっそり見て「マスターワード」を確認し、探索チームは、「動物」や「有名人」などの指定されただけ知らされる。毎ラウンド、探索チームで相談して関連しそうな単語を1人1枚ブランクカードに書いて並べる。出題者は『マスターマインド』の要領でその中からいくつ「マスターワード」に当てはまるかを伝え、次のラウンドへ移る。7ラウンドで、3回の回答権の中で正解できれば全員の勝利。

探索チームが「マスターワード」そのものを書いてしまうと敗北になるため、「哺乳類」「肉食」「たてがみ」などの関連する単語に留めなければならない。広すぎれば特定できないし、絞り込みすぎれば当てはまらなくなってしまう。ほどよい関連語を考え、消去法も使って絞り込んでいく推理力が問われる。

各ラウンドの持ち時間は90秒に制限されており、間延びしにくくなっている。またお題カードには順番が示されており、順番が進むにつれて難易度が上がっていくのも特徴。プレイングの上達が、カードの難易度に追いつくことができるか、チャレンジングな作品だ。

内容物:マスターワードカード 150枚(全300問)、カードホルダー 1枚、手掛かりカード 30枚、解答カード 3枚、マーカー 5本、拭き取り用布 1枚、仕切り 1枚, トークン 24個、説明書 1冊

すごろくや:マスターワード

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『ハンザ・テウトニカ BIG BOX』日本語版、1月上旬発売

ホビージャパンは1月上旬、『ハンザ・テウトニカ BIG BOX(Hansa Teutonica Big Box)』日本語版を発売する。ゲームデザイン・A.シュテディンク、、3~5人用、12歳以上、45~90分、6500円(税別)。

2009年にアルゲントゥム出版(ドイツ)から発売された交易ゲームに、拡張ゲームマップ「東欧」「ブリタニア」、拡張セット『皇帝の恩恵』を加えてコンプリートセット。オリジナルは今年ペガサスシュピーレから発売された。中世のドイツ北部を中心に栄えた都市同盟「ハンザ同盟」の中で、商人となって名声を競う。

ゲームはアクションポイント制によるルートビルディングで、手下のコマを道に置き、道がいっぱいになったらその両脇の都市のどちらかに交易所を建てたり、そこに落ちているチップを獲得したり、新しい交易能力を獲得したりする。手下のコマはどこにでも置くことができ、ほかプレイヤーを妨害したり、追い出されたときの補償をもらったりする。

交易能力は5種類あり、盤上の都市でレベルを上げることができる。商館ネットワークの価値を上げる「鍵」、アクションポイントを増やす「手紙」、商館を建てられる場所を増やす「地位」、手下の移動を増やすほか、上級の手下が手に入る「本」、手下の補充を増やす「巾着袋」がある。どれも疎かにできないし、最高レベルまで上げれば得点にもなるが、交易所が疎かにならないよう注意が必要だ。

能力はプレイヤーボードで管理される。成長して今までできなかったことができるようになる楽しみと、盤上で繰り広げられるルートビルディングのインタラクションで、発売10年以上経っても色褪せない作品。拡張セットも入れて末永く遊び続けられるだろう。

内容物:ゲームボード 3枚、プレイヤーボード 5枚、タイル 21枚、カード 9枚、木製マーカー 156個、得点記録用紙 1冊、ルールブック 1冊