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アイスの取り過ぎに注意!『ドキッと!アイス』6月24日発売

アークライトゲームズは6月24日、スイッチゲームズのレーベルで『ドキッと!アイス』を発売する。ゲームデザイン・らなとパパ、アーティスト・井上磨、2~5人用、8歳以上、20分、2200円(税別)。

同人サークル「らなとパパ」がゲームマーケット2020春(中止)に合わせて発表したトリックテイキングゲームで、アークライト・ゲーム賞2020で最優秀賞に選ばれ、製品化された。アイスを集めてコーンに乗せていくが、乗せすぎると崩れてしまう様子をトリックテイキングに落とし込んだ作品。

マストフォローで1枚ずつカードを出し、全員が出したところで強いカード(2色以上あれば弱いカード)を出した人がアイスタイルを1枚取り、自分のコーンタイルに乗せることができる。しかしコーンタイルに乗せられるのは3枚まで。4枚目(4トリック)を取ってしまうと脱落し、無得点になってしまう。残ったプレイヤーで獲得したカードとタイルで得点計算し、最多得点で1勝。3勝先取で勝者となる。

アークライト・ゲーム賞では「フレーバーとイラストの雰囲気でライトに遊ぶことができる」「状況によって攻めるとき引くときが変化するのが面白く、どんな手札でも展開によってチャンスが生まれる」「アイスをのせすぎると落ちる=バーストするというのが視覚的にわかりやすい」などの評価を得ている。製品版ではプレイ人数が1人増えて5人まで対応。可愛らしいお店カードと、美味しそうなアイスタイルで初めての人にも出しやすいカードゲームだ。

内容物:お店カード 65枚(各色13枚)、トッピングタイル 5枚(各色1枚)、アイスタイル 15枚(各色3枚)、コーンタイル 5枚、満足チップ 25枚、ルールブック 1冊(※カードサイズ:89×57mm)

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ウォレスの復興ゲーム『ロンドン』日本語版、6月24日発売

アークライトは6月24日、『ロンドン(London 2nd Edition)』日本語版を発売する。ゲームデザイン・M.ウォレス、アーティスト・M.アトキンソン&N.ボレク&P.ソビエツキ、2~4人用、14歳以上、60~90分、5280円(税別)。

1666年に発生したロンドン大火の後、ロンドンの街を再建するゲーム。オリジナルは2010年にツリーフロッグ社(イギリス)から出版された。今回の日本語版は、アートワークを一新したオスプレイゲームズ(イギリス)の第2版(2017年)による。ウォレスが得意とする借金システムにより、スタートダッシュや苦しい時の手助けと、ゲーム終了時の返済の苦労が特徴的な作品。

手番には手札を1枚引いた後で4つのアクション(開発・購入・運営・追加カード)から1つを行う。「開発」は手札から市街カードをコストを支払ってプレイし、「購入」は自治区カードを場から獲得する。そして「運営」でプレイしたカードの効果を発動させて収入や勝利点を得る。「追加カード」では手札の補充ができるが、手札上限があるのでハンドマネージメントが問われる。

「運営」のたびに貧困トークンを受け取らなければならず、終了時に相対的に多いと失点になってしまう。貧困トークンはプレイしたカードのスタック数、借金、手札で枚数が決まるので、スリムで効率の良い発展が求められる。自分の戦略に合ったカードを補充しよう。

内容物:開発ボード 1枚、市街カード 101枚(※カードサイズ:63×88mm)、自治区カード 20枚(※カードサイズ:79×120mm)、得点マーカー 4個、コイントークン 48個、ローントークン 12個、貧困トークン 44個、ルール説明書 1冊