『ハンザ』JAVA版公開
ドイツのゲームデザイナー、M.シャハト氏は自身のホームページにて、JAVA版の『ハンザ』を公開した。下記のサイトからダウンロードしてAIを相手に遊ぶことができる。
『ハンザ』はドイツの商人となってバルト海・北海沿岸の都市を船で移動し、商品を売買するゲーム。デンマークのコペンハーゲンほか9つの都市で商品を買い、他の都市に運んで売ることで勝利点が得られる。販売するには同じ色の商品を2つ以上集めなければならず、都市も回らなければならない。移動に使う船は全員共通で1隻なので、ほかの人に有利になるかも考える奥の深いゲームだ。
ルールはメビウス訳アーカイブで公開されているので、遊ぶにあたって確認しておくとよいだろう。
・Michael Schacht:Hansa Java Game
・メビウス訳アーカイブ:ハンザ
今年の新作人気は『ストーンエイジ』
ドイツのボードゲームサイト「ゲームアンケート(Spielumfrage)」では、毎年春と秋の2回新作の人気をウェブのアンケートで調査している。今年春のアンケート結果が発表され、ニュルンベルク国際玩具見本市を中心に発表された新作の人気ランキングが明らかになった。
アンケートの回答者は192人で6段階評価を行う。ランキングには10票以上投票されたゲーム67タイトルが並ぶ。
1位にはダントツで『ストーンエイジ』。ドイツ年間ゲーム大賞にノミネートされたことから注目度は上昇しているようだ。次点にはシャハトの2人ゲーム『シャンハイ』。ノミネート作では『魔法にかかったみたい』が18位、『ズライカ』が20位、『ケルト』が34位、『ブロックス』が52位という結果になった。
ただしこのアンケートはフリーク層が答えているため、ドイツ年間ゲーム大賞の指標にはなりにくい。また、『アグリコラ』など多数のフリークゲームが発売された昨年秋の新作は含まれていない。
・Spielumfrage:Spieleneuheiten Frühjahr 2008