ゲーマーじゃんけん
多人数で遊ぶとき、スタートプレイヤーをじゃんけんで決めるとあいこが多くて時間がかかる。そんなときお奨めしたいのが「ゲーマーじゃんけん」だ。1〜2回でスタートプレイヤーを決めることができて時間の短縮になる。すごく便利。
・グー、チョキ、パーのどれを出してもよい
・一番少数派だった人が勝ち
・少数派がタイだったら、それ同士を通常の勝ち負けで決める(パー3人、グー1人、チョキ1人ならグー1人が勝ち)
・少数派が複数いた場合は、その人たちだけで決勝
なおこのじゃんけんのルールは、昔から全国で行われていた「少ない者勝ち」ルールに同数の場合の決勝法を加えたもの。「ゲーマーじゃんけん」という命名は秋葉原水曜日の会で発生したようだ。少数派の確認のために手を出しっぱなしにしておいてもらう必要があるが、予めルールを説明しなくてもやりながら分かってもらえるだろう。
ヒッポダイスデザイナーコンテスト2008
新人ボードゲームデザイナーの登竜門となっているヒッポダイスデザイナーコンテストの結果が3月7日に発表された。20回目の記念となる今年も数多くの作品が応募され、主要ボードゲームメーカーの編集者が3ヶ月にわたって審査した結果は以下の通り。
1位のリースケ氏は『晴れたらいいね(Wind und Wetter、2007)』、『インカの黄金(Das Gold der Inka、2005)』の作者。イラストレーターとしては『ノートルダム』、『ドラゴンイヤー』、『明王朝』などを担当している。『アゴラ』は古代アテネの市場を舞台に、記念碑の建立と弁論術を競うゲームで、少ない自分のコマで効果的なアクションを選べるかが勝負になるという。
今年は決勝に残った6人のうち4人がドイツ人で、外国人が躍進した数年前からみるとドイツ人が多くを占めた。
【ヒッポダイスデザイナーコンテスト2008】
1位:H.リースケ(ドイツ)『アゴラ(Agora)』
2位:A.シュテディング(ドイツ)『フィレンツェの建築士(Architekten von Florenz)』
3位:A.シーガート(アメリカ)『テンボ(Tembo)』
キッズゲーム特別賞:K.ヒーゼ(ドイツ)『エルフィ(Elfi)』
夕べを満たす特別賞:A.レーティネン、J.リナネン(フィンランド)『クツコ(Cuzco)』
・Hippodice Spieleclub:Spieleautoren-Wettbewerb 2008(PDF)