今年の新作人気は『ストーンエイジ』
ドイツのボードゲームサイト「ゲームアンケート(Spielumfrage)」では、毎年春と秋の2回新作の人気をウェブのアンケートで調査している。今年春のアンケート結果が発表され、ニュルンベルク国際玩具見本市を中心に発表された新作の人気ランキングが明らかになった。
アンケートの回答者は192人で6段階評価を行う。ランキングには10票以上投票されたゲーム67タイトルが並ぶ。
1位にはダントツで『ストーンエイジ』。ドイツ年間ゲーム大賞にノミネートされたことから注目度は上昇しているようだ。次点にはシャハトの2人ゲーム『シャンハイ』。ノミネート作では『魔法にかかったみたい』が18位、『ズライカ』が20位、『ケルト』が34位、『ブロックス』が52位という結果になった。
ただしこのアンケートはフリーク層が答えているため、ドイツ年間ゲーム大賞の指標にはなりにくい。また、『アグリコラ』など多数のフリークゲームが発売された昨年秋の新作は含まれていない。
・Spielumfrage:Spieleneuheiten Frühjahr 2008
韓国ボードゲームコンとUKゲームエキスポ
5月31日と1日の2日間に渡って、韓国ボードゲームコン(Korea Boardgame ConとUKゲームエキスポ(UK Games Expo)が開催された。
韓国ボードゲームコンは韓国ボードゲーム産業協会(KABI)とゲーム産業振興院が主催するイベントで今年3回目。ソウルの晴れ渡る屋外で開催された。『ジェムブロ』や『プエルトリコ』の大会、体験コーナー、写真コーナー、教育的活用についての講演、アマチュアボードゲーム公募展表彰などが行われた。
4月にたくさんの韓国企業をゲームマーケットに招いた日本もブースを出展。『クク』『フェスティバル』『ごいた』『迷宮牧場の決闘』などがデモプレイされた。
一方同じ期日にイギリスのバーミンガムではUKゲームエキスポが開かれた。TCG、RPG、ミニチュアゲームを含む非電源ゲームの総合イベントでドイツ市場ではあまり知られていないボードゲームメーカーが出展し、『インペリアル』や『カタン』など9タイトルの大会が開かれた。エキスポ賞のボードゲーム部門には8タイトルがノミネートされているが、大賞は不明。
・JOINS:韓国のボードゲームの現場 第3回コリアボードゲームコンに行く(Google翻訳)
・Boardgame Geek Forum:UK Games Expo 2008