ジャック・ゼメ逝去、『ごきぶりポーカー』『おばけキャッチ』の作者

BGGのゼメ氏のバッジにも目隠しがついている

ボードゲームビートのニュースによると、『ごきぶりポーカー』や『おばけキャッチ』のデザイナー、ジャック・ゼメ(Jacques Zeimet)氏が亡くなったことが明らかになった。

ゼメ氏は、ルクセンブルク人ということと、『オバケだぞ~』の作者M.シャネン氏と結婚していること以外、顔写真も含めプライバシーが一切明らかにされていないデザイナーである。エッセン・シュピールの会場ではドライマギアやドライハーゼンのブースに立っていたが、インタビューも写真撮影も拒否。ネット上にある写真も何ヶ月かかけて全部削除させたという。名前の読み方でさえ、フランス語風に「ゼメ」と呼ぶ人、ドイツ語風に「ツァイメット」と呼ぶ人、ほかにも「スィーメ」と呼ぶ人もいた。

しかしその作品群はよく知られている。『バンボレオ(1996)』がデビュー作で、30年の間に50作品以上を発表。日本語版になったものだけでも『ごきぶりポーカー(2004)』『グラフィティ(2007)』『おばけキャッチ(2010)』『おばけキャッチ2(2012)』『七人の探偵(2015)』『ドデリド(2016)』『ごきぶりデュエル(2017)』『ばったポーカー(2021)』『フラフー!(2021)』『おばけキャッチたんじょうびパーティー(2025)』がある。ドイツ年間ゲーム大賞は推薦リストに5回、アラカルトカードゲーム賞には10位以内に5回入賞。

いずれも極めてシンプルなルールで大人でも楽しめるものばかりでロングセラーも多い。新しい作品が遊べなくなるのは残念だが、傑作の数々はこれからも永く遊ばれ続けていくだろう。

Boardgame Beat: Jacques Zeimet Has Passed Away

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です


reCaptcha の認証期間が終了しました。ページを再読み込みしてください。