シュピール’12新作情報:フォイヤーラント・シュピーレ
フォイヤーラント・シュピーレは今年、U.ローゼンベルクとF.ヘーレンが設立した会社で、今秋第1作としてゲーマー向きの作品を発表します。
★テラ・ミスティカ(Terra Mystica)
H.オスターターク、J.ドレーゲミューラー作、2〜5人用、12歳以上、プレイヤー人数×30分。
14のファンタジー部族のうち1つを率いて、ボード上で最も反映させることを目指します。建物から資源を手に入れ、その資源を元手に魔法の力を増やしたり、建物をさまざまにグレードアップしてまた別な資源をとれるようにします。建物は部族によって建てられる地形が決まっているので、広がるためには地形を変えなければなりません。またほかのプレイヤーの建物と隣接していると効果が上がりますが、近付いてばかりいると広がる余地がなくなってしまいます。4種類の魔法の力が多い人と、建物を建てた地形の合計得点が多い人が勝ちです。部族によって地形だけでなく、特殊能力も異なるので、特殊能力を生かした発展がカギです。
シュピール’12新作情報:ドライマギア
ドイツのキッズ向けレーベル、ドライマギアは今年も、子供が喜ぶ嫌な動物シリーズと、魔法ものを用意しています。
★ごきぶりポーカー・ロイヤル(Kakerlakenpoker Royal)
J.ゼメ作、2〜6人用、8歳以上、15〜25分。
日本でも人気が高く、『いかさまゴキブリ』などの嫌な動物シリーズを次々と生み出した名作カードゲームのリメイク。全種類の動物について、王冠をかぶったカードが1枚ずつあり、これらは動物名でも「ロイヤル」といっても出すことができます。このカードを受け取った人は、山札から1枚引いて自分の前に出さなければなりません。そのほかに、「ロイヤル」といわれる以外はすべて正しいカードと、すべて間違っているカードが付属します。これらの特殊カードは自分の前には出さず、代わりに手札からカードを公開しなければなりません。
★魔法にかかった塔(Der verzauberte Turm)
ブラント夫妻作、2〜4人用、5歳以上、15〜30分。
小さなお姫様が塔に閉じ込められ、悪い魔法使いが塔のカギを森に隠してしまいました。プレイヤーは急いで探しに行きます。でも魔法使いが邪魔をしてきます。カギのありかを見つけたら、お姫様の解放にチャレンジできます。塔は魔法がかかっており、合うカギを探さなければなりません。お姫様を無事助けられるのは誰でしょうか。