『テラミスティカ:革新の時代』日本語版、10月中旬発売
テンデイズゲームズは10月中旬、『テラミスティカ:革新の時代(Age of Innovation)』日本語版を発売する。ゲームデザイン:H.オスターターク、イラスト:L.ジーグモン&A.C.エスクデロ、1~5人用、14歳以上、プレイヤー人数×40分、14520円(税込)。拡張セットではなく、単独でプレイ可能。
フォイヤーラントの今秋の新作で、『テラミスティカ』の世界を舞台に、ユニークな能力を持つ12の派閥が建物を建て、自分の勢力を拡大させる。領土拡大・循環するパワー・非対称能力・能力のアンロックなどは『テラミスティカ』の基本を受け継ぎつつ、セットアップ時のバリエーションを増し、新たなリソースを加えてスケールアップした。プレイ時間も1人30分から40分になってたっぷり楽しめる。
建物をアップグレードすると、道具、学者、お金、権力などの貴重なリソースが手に入る。学校を建ててさまざまな科学を発展させ、本を集めて強力なイノベーションを起こし、宮殿を建設して強力な新能力を手に入れたり、工房やギルド、大学を建設して文化を発展させたりすることもできる。
セットアップでは、個人ボードで拠点地域・勢力・建築物によって開放される能力を別々に組み合わせることができる。ゲームごとにどの能力タイルををどのタイミングで獲得していくか、全く異なる戦略を求められる。
オートマファクトリーによる、本格的なソロルール入り。
国際ゲーマーズ賞2023に『リバイブ』ほか
国際ゲーマーズ賞(International Gamers Awards)選考委員会は19日、ウェブ上にて今年の大賞作品を発表した。先月5日に発表されていた3部門各18タイトルのノミネートから、マルチプレイヤー部門に『リバイブ』、2人プレイヤー部門に『オラニエンブルガー運河』、ソロ部門に『アース』が選ばれた。いずれも日本語版が発売されている。
今年で24年目となるこの賞。イギリス、オランダ、フランス、ドイツ、イタリア、アメリカ、オーストラリア、南アフリカ、日本の9カ国から22名の審査員がボードゲーム愛好者の目で投票し、集計して発表している。
『リバイブ』はアポルタゲームズ(ノルウェー)から昨秋発売された非対称型の文明復興テーマの重量級ゲームで、キャンペーンモードもあって長く遊び続けられる。日本語版はホビージャパンから発売中。
2人プレイヤー部門の『オラニエンブルガー運河』はローゼンベルクの1~2人用ゲームで、日本語版はテンデイズゲームズから発売中。ソロ部門の『アース』は5人までプレイできる生態系エンジンビルドゲームで、日本語版はリゴレから発売されている。
International Gamers Awards: 2023 Winners
【国際ゲーマーズ賞2023】
マルチプレイヤー部門:リバイブ(Rivive)
ゲームデザイン:K.A.オストビー&H.メッシナー&A.ウェルムルンド&E.スヴェンソン/アポルタゲームズ(ノルウェー)
2人プレイヤー部門:オラニエンブルガー運河(Oranienburger Kanal)
ゲームデザイン:ゲームデザイン:U.ローゼンベルク/シュピールヴォルクス(ドイツ)
ソロ部門:アース(Earth)
ゲームデザイン:M.トラディフ/インサイドアップゲームズ(カナダ)