価値をぎりぎりまで上げて商品をさばけ!『マフィアNo.5』12月中旬発売
ホビージャパンは12月中旬、『マフィアNo.5』を発売する。ゲームデザイン・沢口游祐、アートワーク・ミハル・ジェカン、2~5人用、8歳以上、30分、1800円(税別)。ゲームマーケット2019秋で先行発売済み。
フダコマゲームズがゲームマーケット2018大阪で発表した『くだサル』をリメイク。サルたちが果物を集めるというテーマから、マフィアが違法商品をさばくというテーマに変わり、アートワークはポーランド人アーティストを起用して、大人が騒いで楽しめる心理戦になった。
5種類のおかしな「商品」をオフィスに仕入れ、マーケットに部下を送り込んで商品の需要を操作する。需要を高めるほど稼ぐことができるが、目立ちすぎると摘発されて無価値になってしまう。
カードはマーケットで価格操作を行う「部下」と、オフィスに保管する「商品」の両方を兼ねる。手札から「部下」にするカードと「商品」にするカードを1枚ずつ選び、全員同時に公開。得点はマーケットにいる「部下」×自分が出した「商品」の掛け算で得ることができる。「部下」をたくさん出して儲けたいところだが、マーケットにいる「部下」たちが6ポイント以上になると摘発されてしまう。
自分だけおいしい思いをするには、他プレイヤーの出したい商品を読み、うまく価格操作を行う必要がある。熱い心理戦が楽しめるカードゲームだ。
内容物:カード82枚、得点チップ64枚、アンダードッグトークン4枚、ルールブック4冊(日・英・独・仏)
・ホビージャパン:マフィアNo.5
ゲームマーケット2019秋:参加者29300人
11月23・24日に東京ビッグサイト青海展示棟で開かれたゲームマーケット2019秋の参加者は、2日でのべ29300人であったことを、ゲームマーケット事務局が発表した。前回東京で行われたゲームマーケット2019春の25000人から17%増となる。
開場時に4000人が並んでいたとみられる1日目は769団体が出展し、合計163 00人が参加。2日目の出展は652団体で、待機列は2000人(Raelさん調べ)だったが、最終的に13000人が参加した。1日目と2日目の比率は団体数で85%、参加者数80%と、春とほぼ変わっていない。
東京会場の参加者数は、2日開催になったゲームマーケット2017秋から、18500人→20000人→22000人→25000人→29300人と、今回の増加率は飛び抜けて高い。次回に30000人を超えるのは確実な情勢だ。
2日目、最終回となったゲームマーケット大賞の授賞式
終了したゲームマーケット大賞に代わり、今回から「ゲームマーケットセレクション」が始まる。入場パスに記されたナンバーを専用投票サイトに記入することで、自分の気に入ったゲーム1つに1票を投じる仕組みで重複投票を防ぐ。482タイトルがエントリーし、投票を受け付けている。
・ゲームマーケットセレクション
次回のゲームマーケットは2020大阪が3月8日にインテックス大阪にて。2020春が4月25・26日、2020秋が11月14・15日に会場は東京ビッグサイト青海展示棟にて。