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クニツィアの2人対戦ゲーム『Knights Poker』12月上旬発売

knightspoker.jpgスタジオムンディは12月上旬、2人用対戦ゲーム『Knights Poker(ナイツポーカー)』を発売する。ゲームデザイン・R.クニツィア、2人用、6歳以上、15分、3500円(税別)。ゲームマーケット2019秋ではエリア16で販売中。
東京・中目黒のボードゲームバー「GALLERIA6」のオリジナルボードゲームとしプロデュースされた。オリジナルはクニツィアが1999年にASS社から発表した『ショッテントッテン(Schotten Totten)』。9ヶ所の陣取りを3ヶ所に減らしていきなりクライマックスの短期決戦にした。
運番に手札から1枚のタイルをボードに置き、袋からタイルを1枚補充する。これを9回繰り返し、各列に並んだ3枚のタイルをポーカーの役で比べて、中央の塔を取り、3つの塔のうち多いほうが勝つ。
ゲーマー向けの選択ルールとして、役に応じたポイントを獲得して総合得点を競うルールもある。
タイルがぴったりはまるくぼみが入った立体ボードに、木製タイル、タイル立てが付いた豪華なコンポーネントで、質感や手触りにもこだわった。1手ごとに「クニツィア・ジレンマ」がたっぷり楽しめる作品。
内容物:ゲームボード 1枚、城コマ 3個、騎士タイル 30個、タイル立て 2個、袋 1枚、説明書 1部
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正解にたどり着けないイラストのヒント『ダニー』日本語版11月23日発売

すごろくやは11月23日、ゲームマーケット2019秋にコミュニケーションゲーム『ダニー(Dany)』日本語版を発売した。ゲームデザイン・P.ヴィズカーロ、イラスト・A.バイヤルジョー、3~8人用、16歳以上、20~30分、2400円(税別)。
多重人格に苦しむダニーの頭の中に住むいろいろな副人格が各プレイヤーの役割。交代で抽象記憶像カードを何枚か自由に組み合わせてお題を当ててもらうが、中に1人だけ、ひそかに不正解への誘導を目論む主人格ダニーがいる。そのダニー役は誰なのかを探し出すカードゲームだ。
イラストはシンプルで曖昧なため、副人格のプレイヤーのヒントもダニーに思えてくる。病んだ精神世界を表すような白と黒を基調としたコンポーネントと、夢に出てきそうな大人な記憶像のイラストもポイントの大人向けカードゲームだ。

すごろくや:ダニー