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生産ラインをアップグレード『メカニカ』日本語版、1月中旬発売

ホビージャパンは1月中旬、『メカニカ(Mechanica)』日本語版を発売する。ゲームデザイン・M.フラナガン&E.ホブデイ&M.セードマン、イラスト・A.S.デストアほか、1~4人用、10歳以上、45~60分、7000円(税別)。
リソニム社(アメリカ)から今秋発売されたばかりの新作。ロボットを生産してご家庭に届ける工場管理ゲームで、キックスターターで2356人が13万6千ドル(1470万円)を出資して製品化された。
生産するのは埃まみれの住居をピッカピカにする、3種類の整頓ボット。プレイヤーは工場管理者となり、整頓ボット生産施設を監視し、生産性の高い工場で最高のボットを製作し、住居へ届けよう。
最初、向上には単純な製造ラインしかない。毎ターン、組立ライン上で整頓ボットを作るとともに、新たな設備を購入してパズルのように配置し、生産量を増やしたり、出荷数を増やしたり、高級な新型ロボットを生産したりする。他の工場との品質競争に打ち勝ち、最も利益を上げるのは誰か?
内箱トレイを使った設備のショップは回転式で、お目当ての装置を安く購入できるか、箱に落っこちてリサイクルされてしまうかは運次第。ほかにもかわいいロボットコマなど、コンポーネントも魅力にあふれている。また、別途AR(拡張現実)アプリを使うことで、工場が稼働している状況をカメラをかざしてアプリ上で確認して楽しむことができるなど、デジタルと融合した遊び方もできる。
新たな設備を加える『発明品』と、プレイヤーに個別の目的を与える『監視官』という2つのミニ拡張も同梱されており、リプレイアビリティもある作品だ。
内容物:工場ボード4枚、ショップボード1枚、 設計図15枚、大型トラック6枚、巨大トラック7枚、コイン(1、5、10、20)、 アルマンド-0カード、金庫4個、装置9種類各3枚、1人用ゲームチップ、分岐10枚、早見表4枚、整頓ポットモデル72枚、取扱説明書1部 ほか
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2019年のボードゲーム各賞受賞

新作のリリース数が国内外で急増中の今、1年間のボードゲーム賞を縦断的に見ることはますます重要性を帯びている。そこで世界各国で今年発表された30ほどのボードゲーム賞をまとめ、5回以上登場したタイトルは赤でマーキングした。未発表のものは、発表があり次第追加する予定。
言及回数は以下の通り。昨年は『アズール』が22回と席巻したが、今年はゴールデンギーク賞に多選された『ルート』が11回で最多となっている(昨年の『グルームヘイヴン』のポジション)。また昨年も5回以上言及された『ザ・マインド』が今年ドイツ語圏外でも評価され、通算で15回になった。一方、今年の話題作『ウィングスパン』は英語圏で評価されず回数が伸びていない。

  • ルート 12回
  • テオティワカン:シティオブゴッズ 11回
  • ブラス・バーミンガム、クロニクル・オブ・クライム、キーフォージ 8回
  • ザ・マインド、西フランク王国の建築家、ジャストワン 7回
  • ディテクティブ、ウィングスパン、クアックザルバー 、アンダーウォーターシティーズ、コインブラ 6回
  • エバーデール、ニュートン 5回

『ルート』日本語版は現在版元品切れ中。『ブラス・バーミンガム』、『テオティワカン:シティオブゴッズ』、『ザ・マインド』、『西フランク王国の建築家』、『クアックザルバー』、『ウィングスパン』は日本語版が流通している。

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