ゲームマーケット2020大阪・春:公式通販29日まで
先月から開かれていたゲームマーケット2020大阪と2020春の公式通販が29日17時で一旦受付を終了する。購入を検討していた方は忘れずにチェックしておこう。
新型コロナウイルスの感染拡大防止のため中止になった2回分のゲームマーケット。頒布される予定だった作品がゲームマーケット会場価格・送料一律1,000円で購入できる。
出品されているのは創作同人ゲームや海外ゲームの日本語版など。ボードゲームだけでなく、謎解き、TRPG、書籍もある。ちなみに当サイトで購入した新作の紹介は以下の通り。気になるものがあれば試して頂きたい。
・ゲームマーケット2020大阪:新作レポート
・ゲームマーケット2020春:新作レポート(1)
・ゲームマーケット2020春:新作レポート(2)
・ゲームマーケット2020春:新作レポート(3)
ゲームマーケット公式通販サイトは、アークライト社の卸売用サイトを急遽改造していたため、システム改修や運用改善を行って7月から再開する予定となっている。
【 #ゲームマーケット ECサイト】
いよいよ明日5/29(金)17時でフィナーレです。
2020大阪、2020春と2回連続の自粛を受けて、急遽準備したため、配送、決済など多数の不具合にてご迷惑をおかけしました。改めてお詫びいたします。
7月から再開できるよう、システム改修や運用改善を行います。— ゲームマーケット (@GameMarket_) May 27, 2020
三部作その2『西フランク王国の聖騎士』日本語版、6月12日発売
ケンビルは6月中旬、『西フランク王国の聖騎士(Paladins of the West Kingdom)』日本語版を発売する。ゲームデザイン・S.フィリップス&S.J.マクドナルド、イラスト・M.ドミトリエフスキ、1~4人用、12歳以上、90~120分、5800円(税別)。ケンビルの通販サイト では割引価格で今月末まで先行販売予約を受け付けている。
昨年秋に日本語版が発売された『西フランク王国の建築家』に続く、ガーフィルゲームズ(ニュージーランド)の西フランク王国三部作の第2弾(拡張セットではなく、単体でプレイできる)。オリジナルは昨秋に発売され、ゴールデンギーク賞で3部門(年間大賞、ボードゲーム、アートワーク)にノミネートされ、ドイツ年間エキスパートゲーム大賞では推薦リストに入っている。
900年頃の西フランク王国を舞台に、貴族となって労働者を集め、聖騎士たちの力を借りて街を外敵から守り、信仰を広めて名声を競う。
システムは7ラウンドのワーカープレイスメントだが、主に自分の個人ボードに配置するところと、ワーカーが6種類もあってアクションによって組み合わせが変わるところがポイント。ワーカーは酒場で集めるが、ほしい人材が集められるとは限らない。
また、アクションに必要な能力値も変動していき、またお金や食料も必要となるため、さまざまなアクションをバランス良く回していかなければならない。力が貯まったら中央ボードで早い者勝ちのアクションも待っている。
毎ラウンド選べる聖騎士カードで追加のワーカーや能力値に加え、指定されたアクションが有利になる。聖騎士をうまく使いこなすか、振り回されて戦略がちぐはぐになるかはプレイヤーの腕次第。『西フランク王国の建築家』からプレイ時間は5割増し、さまざまな要素が絡み合うゲーマーズゲームだ。