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ボードゲーム版RftG『ニューフロンティア』日本語版、2月中旬発売

newfrontiersJ.jpgホビージャパンは2月中旬、『ニューフロンティア(New Frontiers)』日本語版を発売する。ゲームデザイン・T.レーマン、イラスト・M.ホフマン&C.ステファン、2~5人用、14歳以上、45~75分、10000円(税別)。

宇宙開拓カードゲーム『レース・フォー・ザ・ギャラクシー(Race for the Galaxy、2007年)』のボードゲーム版。オリジナルは2018年にリオグランデゲームズ(アメリカ)から発売された。基本的な要素はそのままに、より戦略性を増して登場する。宇宙一の帝国を建設するべく、技術を発展させ、新たな世界を探査して移住し、製品を生産して交易し、クレジットや勝利ポイントを競う。

毎手番、プレイヤーは新しいワールドを探す探査、帝国を強化する技術を手に入れる「発展」、発見したワールドを開拓する「移住」、生産可能な惑星で製品を作る「生産」、製品の売却や消費をすることで勝利ポイントやクレジットを得る「交易・消費」などのアクションのうちいずれか1つを選ぶ。

選んだアクションは全員が実行できる「バリアブルフェイズ」で、選んだプレイヤーには特典がある。他のプレイヤーに相乗りするか、自分だけが得をするか、順番的に先に自分がやっておいたほうがいいか、ほかのプレイヤーの状況を見極めて選ばなければならない。

スタート時に8つのディベロップから1つを選び、さらにゲーム中に獲得したワールドによって、得意なこと・できることが異なるため、戦略はゲームごとに多岐にわたる。探索では植民者を配置するという要素が加わった。

4つの終了条件のいずれかが満たされたらゲーム終了で、植民したワールド、ディベロップ、ボーナス、製品の交易による勝利ポイントチップで勝利点を合計し、宇宙一の帝国を築くのは誰か?

内容物:国家マット 8枚、製品キューブ 60個、植民者 60個、デベロップマット 2枚、デベロップタイル 56枚、ワールドタイル 60枚、アクションタイル 7枚、目標タイル 8枚、貯蔵庫マット 5枚、準備/植民者タイル 1枚、サマリータイル 1枚、勝利ポイントチップ 40個、クレジットチップ 56個、優先順トラック 1個、プレイヤーディスク 10個、袋 1つ、ルールブック
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#マイベストボードゲーム2019集計結果

当サイトの16日記事「今年注目された日本語版ボードゲーム2019」にて、ツイッターのハッシュタグ「マイベストボードゲーム2019」を呼びかけたところ、48名の方がつぶやいて下さった。300タイトル以上のタイトルが挙げられたが、その中から票数でのランキングを集計。
1. ウイングスパン(Wingspan) 18票
2. ラマ(L.A.M.A.) 15票
3. テラフォーミング・マーズ(Terraforming Mars) 9票
4. ギズモ(Gizmos) 7票
4. サイズ-大鎌戦役-(Scythe) 7票
6. ゲスクラブ(Guess Club) 6票
6. シリメツレツ(Krass Kariert) 6票
6. 平遥(Heinous) 6票
7. クリプティッド(Cryptid) 5票
7. SCOUT! 5票
7. もっとホイップを!(…aber bitte mit Sahne) 5票
7. ルート(Root) 5票
今月上旬に行われたオールタイムベスト投票「日本版The One Hundred 2019」で3年連続1位となった『テラフォーミングマーズ』がここでも3位に入ったが、それを上回ったのがドイツ年間エキスパートゲーム大賞とドイツゲーム賞を受賞した『ウィングスパン』と、ドイツ年間ゲーム大賞にノミネートされた『ラマ』。ゲーマーズゲームは前者、ライトゲームは後者が今年の代表作といえそうだ。
欧米の作品が多い中で台湾の『ゲスクラブ』、中国の『平遥』、国産の『SCOUT!』とアジアのゲームが3タイトル入ったのも注目される。次点は以下の通り。
4票:アグリコラ、ito、クアックサルバー、クルセイダーズ、バラージ、プロジェクトユニバース
3票:オルレアン、愚かな牛、ガイアプロジェクト、狩歌、カルカソンヌ、グレートウエスタントレイル、スペースベース、天下鳴動、西フランク王国の建築家、パンデミックレガシー シーズン2、深い谷の酒場、宝石の煌き
つぶやいて下さった皆様、ありがとうございました。

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