アークライト・ゲーム賞2020に『ドキッと!アイス』
アークライトは11月14日、ゲームマーケット2020秋1日目にて、アークライト・ゲーム賞2020を発表した。最優秀賞には『ドキッと!アイス』が選ばれた。
過去3回(うち2回は中止)のゲームマーケットで発表または発表予定だった作品の中から、アークライト社が商品化を前提に評価し、秋のゲームマーケットで発表する賞。面白い体験ができる、何度も繰り返し遊びたくなる、思わず人に紹介したくなる、遊んでいる人の周りの人も思わず遊びたくなる、普遍性がある、時流に合っているという基準で同社のボードゲーム制作部門スタッフが選考し、最優秀賞作品は、希望すれば原則として1年以内に同社から商品化される。
発表は会場内の「ゲームマーケットライブ」にて12時からアークライトの金子朋弘氏の進行により行われ、受賞者は早速各ブースでセールスポイントにしていた。
第1回の最優秀賞に選ばれたのは『ドキッと!アイス』。「らなとパパ」がゲームマーケット2020春(中止)に合わせて発表したトリックテイキングゲームで、トリックに勝つことでアイスタイルを獲得できるが、取りすぎると脱落になってしまう。「フレーバーとイラストの雰囲気でライトに遊ぶことができる」「状況によって攻めるとき引くときが変化するのが面白く、どんな手札でも展開によってチャンスが生まれる」「アイスをのせすぎると落ちる=バーストするというのが視覚的にわかりやすい」と金子氏。
優秀賞にはボディビルダーを応援するカードゲーム『そこまで絞るにはねむれない夜もあっただろ』が選ばれた。佳作には下記の8タイトルが選ばれている。
【アークライト・ゲーム賞2020】
最優秀賞:ドキッと!アイス(らなとパパ)
優秀賞:そこまで絞るにはねむれない夜もあっただろ(ウィットマシマシ)
佳作:
3ターンだけ君が好き(モットゲーム)
スカウト!(ワンモアゲーム!)
エスペライゼーション(treehoppergames)
ガムトーク(角刈書店)
マネーフェイカー(パティスリージレンマ)
行商の時代(A.I.Lab.遊)
四畳半ペーパー賽系(ハレルヤロックボーイ)
宝石がいっぱい(ライフタイムゲームズ)