ゲームマーケット2022大阪:出展者募集10月5日まで
ゲームマーケット事務局は14日から、ゲームマーケット2022大阪(2022年2月6日(日)インテックス大阪)の出展募集を行っている。一次受付は10月5日まで。定数を上回った場合は抽選、下回った場合は二次募集となる。
今年3月には開催自体が危ぶまれる中、4500人が参加した大阪でのゲームマーケット。出展形式は一般と大型の2種類で、出展料はそれぞれ23,100円、69,000円から(税込)。来場者数が少なくなっていることから、2021大阪と比べて4~6割の増額となった。そのほか2021大阪からの変更点として、開場時間が1時間繰り下げて11時として準備に余裕をもたせ、入場料が1000円から1500円に変更されている。
出展できるものは、アナログゲームに関するものであれば創作、中古、輸入、関連グッズ、書籍など自由だが、R18作品の展示・試遊・販売は原則禁止。詳しくは下記リンクを参照のこと。申込は、ゲームマーケット公式サイトから出展申込フォームに記入して送付する。〆切後、事務局から通知があるので、返信に従って出展料を支払う。このほかに、カタログ原稿を期日まで送らなければならない。
毎回、〆切を過ぎてから、「申し込みを忘れていた」というツイートが見られるため、事務局では特に新規で出展を検討している方に周知を呼びかけている。
国際ゲーマーズ賞2021に『アルナックの失われし遺跡』ほか
国際ゲーマーズ賞(International Gamers Awards)選考委員会は27日、ウェブ上にて今年の大賞作品を発表し、受賞者のインタビューを公開した。16日に発表されていた3部門各8タイトルのノミネートから、マルチプレイヤー部門に『アルナックの失われし遺跡』、2人プレイヤー部門に『マイシティ』、ソロ部門に『アンダー・フォーリング・スカイ』が選ばれた。いずれも日本語版が発売されている。
今年で22年目となるこの賞。イギリス、オランダ、フランス、ドイツ、イタリア、アメリカ、オーストラリア、南アフリカ、日本の9カ国から23名の審査員がボードゲーム愛好者の目で投票し、集計して発表している。
『アルナックの失われし遺跡』はチェコゲームズ出版(チェコ)が昨秋発売した探険ゲームで、ワーカープレイスメント、デッキ構築、セットコレクションとゲーマーに人気のメカニクスが入った作品。ドイツ年間エキスパートゲーム賞ノミネート、ドイツゲーム賞1位を獲得し、今年度を代表するゲーマーズゲームの地位を確実にした。日本語版はホビージャパンから発売中。
2人プレイヤー部門の『マイシティ』はR.クニツィアのレガシー要素のあるポリオミノタイル配置ゲーム。4人までプレイできるが、2人プレイも楽しめる。日本語版はアークライトから発売中。ソロ部門は世界的なコロナ禍を受けて今年から新設された部門で『アンダー・フォーリング・スカイ』はエイリアンから地球を守る1人専用ゲーム。日本語版はホビージャパンから。
ノミネート作品では2人プレイヤー部門に国産の『バスルートをつくろう・ダイス』(Saashi & Saashi)が入っている。
International Gamers Awards: 2021 Winners
【国際ゲーマーズ賞2021】
マルチプレイヤー部門:アルナックの失われし遺跡(Lost Ruins of Arnak)
ゲームデザイン・ミン&エルウェン/チェコゲームズ出版
ノミネート:紀元1800、ビヨンド・ザ・サン、デューン:インペリウム、ハラータウ、ニダベリア、パレオ、プラハ王国の首都
2人プレイヤー部門:マイシティ(My City)
ゲームデザイン・R.クニツィア/コスモス
ノミネート:ボタニク、グルームヘイヴン:獅子のあぎと、インペリウム、ジキルVSハイド、バスルートをつくろう・ダイス、ミクロマクロ:クライムシティ、アンドーテッド:北米
ソロ部門:アンダー・フォーリング・スカイ(Under Falling Skies)
ゲームデザイン・T.ウフリージュ/チェコゲームズ出版
ノミネート:キャリコ、カンタループ:刑務所入獄、クレバーキューブド、ハラータウ、インペリウム、ミクロマクロ:クライムシティ、スリーピングゴッド