テンデイズゲームズは4月9日、『ファウンダーズ・オブ・テオティワカン(Founders of Teotihuacan)』日本語版を発売する。ゲームデザイン:F.グロワーツ、イラスト:C.デ・レオン&O.スタモグロウ&A.ザワダ、1~4人用、14歳以上、60分、6600円(税込)。
『テオティワカン:シティオブゴッズ』を取り扱うボード&ダイス社(ポーランド)から今年発売される新作で、契約解除となったタッシーニ氏に代わり、ボード&ダイス社の共同オーナーでもあるグロワーツ氏がデザインした。メキシコにある巨大な宗教都市のピラミッド建設をテーマにした中量級ゲーム。
手番にはアクションスペースにアクションディスクを配置し、資源を支払ってさまざまな形のタイルを獲得する。獲得したタイルは自分のボードに配置し、街並みとピラミッドを建設。アクションディスクは1~3枚を配置するが、他のプレイヤーがすでに実行したアクションスペースにも置くことができ、すでに置かれているディスクの数が多いほど、アクションのパワーが上がる仕組み。
タイルは街並みを表し、建築家のいるエリアに配置して、ボードの中心に置かれるピラミッドタイルとの位置関係によって得点になる。また配置されたタイルの周囲から資源が産出される。建築家はアクションが終わるたびに移動し、タイルを配置できる場所もか移り変わっていく。日食が来たらゲーム終了で、最も多くのポイントを獲得したプレイヤーが「テオティワカンの創始者」となる。
他のプレイヤーの動向によって、どのタイミングでどのアクションを実行するかという駆け引きが生まれ、また得点と資源算出の両方を睨んだタイルの配置パズルが楽しめる。