ネットショップ「テンデイズゲームズ」オープン
本日10時から、ネットショップの「テンデイズゲームズ」がオープンした。既存のショップでは取り扱いの少ない13タイトルを扱っている。
ショップの店長は、秋葉原のイエローサブマリンで水曜日の会を主催するタナカマさんこと田中誠氏。個人輸入で会にもちこんだところ好評だったゲームを、希望者の求めに応じてイエローサブマリンで委託販売していたが、その売れ行きが好調で、今回の開店につながった。
オープン時の13タイトルは『クイック』、『ジュピターのもとに』、『頭脳絶好調カードゲーム』、『ウボンゴ』、『ザックンパック』(以上コスモス)、『ヴィア・ロマーナ』(ゴルトジーバー)、『ディクシット』(リベル)、『ロストシティーボードゲーム』、『ズーロレット拡張』(以上リオグランデ)、『ケイラス』、『ケイラスプレミアムエディション』(以上イスタリ)、『チケットトゥライド北欧』(デイズ・オブ・ワンダー)、アグリコラ追加デッキセット(ルックアウト)。国内での発売がないか、品切れが続いている商品が多くを占める。
今後も日本未紹介タイトル・一般未取り扱いタイトルを中心に展開していくとのこと。現場の生の声をもとに、ショップに並ぶゲームを楽しみにしたい。
・テンデイズゲームズ
『ドミニオン』日本語版発売
ホビージャパンは今月上旬から、世界中で人気を博しているカードゲーム『ドミニオン』の日本語版を発売した。税込み4,725円。
『ドミニオン』は、自分のチョイスでデッキを構築しながら得点を増やすアメリカのカードゲーム。昨年の秋にアメリカのリオグランデゲームズとドイツのハンス・イム・グリュック社で同時発売され、エッセン国際ゲーム祭の人気投票で1位を獲得。日本でも人気が爆発し、ドイツ語版を扱ったメビウスゲームズではわずか2ヶ月で年間売れ筋ゲームの6位に入った。
人気の秘密は、テキストのあるカードが少なくてゲームが覚えやすく、1ゲーム30分程度で終わるという手軽さと、好きなカードを買ってコンボを作る楽しさ、手札が常に5枚なので構成バランスを考えなければならない奥の深さ、登場するカードの組み合わせを変えられるリプレイアビリティの高さにある。TCGと違い、新たにカードを買い足さなくても遊べるスタンドアローン型だが、すでにいくつかの拡張パックが予定されている。
今回のホビージャパンの日本語化は、オリジナル版の発売からわずか5ヶ月というスピードで、旬を逃さなかった。今回の製品は40周年記念商品に位置づけられている。年明けに発売された『アグリコラ』に続く日本語版の発売で、今後の展開も楽しみだ。
・ホビージャパン:ドミニオン日本語版