世界版モノポリー発売
タカラトミーは26日、『モノポリーワールドエディション(Monopoly Here & Now)』を発売する。ネット投票で上位になった世界の有名都市を舞台に不動産の売買と独占が楽しめる。
ネット投票は今年の年明けから始められ、得票数に応じてカラーグループが配分された。最も高価なダークブルーに入ったのはカナダのモントリオールとラトビアのリガ。日本からは東京だけが選ばれ、アテネ、バルセロナと共にライトブルーに入った。
ルールは通常のモノポリーと同じだが、ランダムタイマー機能のついたディールボタン(電池式)が付属する。またイベントや会社が変更になったほか、家やホテルのかたちが都市によって変わったり、コマが金属製だったりと世界版ならではのコンポーネントもある。
この商品はハズブローによる世界同時発売で、37言語、50カ国以上で発売される。これを記念して27日には、世界で同時にモノポリーを遊ぶギネス挑戦も行われる。日本では日本語ルールつきの英語版が、タカラホビー社のネット通販サイト「トイホビーマーケット」で先行発売される(4179円)。ギネス挑戦に参加するのか、また日本語版が発売されるか、アマゾンなどで購入できるようになるかは不明だ。
・国際ニュース:モノポリー「全世界版」27日発売、世界22都市が登場
・タカラトミー:モノポリーワールドエディション
・TGW:モノポリー世界版、登場都市を投票
BGGでアグリコラ1位
8月17日、世界最大のボードゲームデータベースボードゲームギークのランキングで『アグリコラ』が1位になった。2002年の発売以来圧倒的な人気を集め続けてきた『プエルトリコ』が1位の座を明け渡したことが話題になっている。
ボードゲームギークのランキングは、ユーザーの点数評価(10点抜群でいつも遊びたい〜1点ゲームが壊れていて決して遊びたくない)の平均に基づいて行われている。『アグリコラ』の評価数は3000人と、『プエルトリコ』12900人の4分の1に満たないが、評価平均が8.32と0.04ポイント上回っている(本日現在)。
『アグリコラ』は昨年のエッセンで発売されて以来、プレイヤー人数×30分という長時間ゲームながら主にフリークの支持を集め、ドイツ年間ゲーム大賞で複合ゲーム特別賞を受賞、現在8カ国語版が発売された。このたび1位になったのは、英語版の発売によるところが大きいと見られる。
・BoardGameGeek:Sorted by Ranking