今度のUrventはホワイトデー
3月13日(土)、東京・千駄ヶ谷のカジュアルダイニング「ジパング」にて、ボードゲームとお酒とおしゃべりを愉しむ大人の為のゲームイベント「Urvent」が開かれる。1月30日のボードゲーム初めに続いて今年2回目。
Urventは、ドイツ人のように夕暮れに大人が集い、ボードゲームを囲んで楽しい時間を過ごすという文化を日本にも根付かせていきたいというコンセプトで開かれているオープンなパーティ。特に海外のボードゲームで遊んだことがない人を歓迎する。
今回は1日早いがホワイトデーということで、予約申込で先着7名の女性にケーキをプレゼント。もちろんボードゲームもたくさん用意されている。時間は16:00〜21:00で、何時に来てもよい。ドリンクチケットが2枚ついて会費2,500円。詳細や予約申込は下記のリンクから。
・Urvent: 海外のボードゲームを楽しむ会
クイビックス(Quibbix)
もっと欲張るか、妥協するか
配られたアルファベットタイルでできるだけ長い単語を作るワードゲーム。1981年のドイツ年間ゲーム大賞ノミネート作品。84年にラベンスバーガー社から再販されている。
裏にしたタイルから、第1ラウンドは各自10枚引く。5分の制限時間以内に、この10枚を組み合わせて単語を作る。手持ちがない文字は、タイルを裏返しにしてもよいが、その分だけ得点は減る。得点は、1単語だけタイルのドット数の2倍、残りの単語はドット数。なのでドットの多いX,Y,Zを取り入れて、できるだけ長い単語を1つ作るのが得だ。
得点を記録したら第2ラウンド。新たに5枚加えて、15枚で同じように単語を組み立てる。5分経って得点計算したらまた5枚追加。最終ラウンドは20枚で作る。3ラウンドの合計点数が多い人が勝ち。
ほかの人との絡みはないし、1人で遊ぶこともできる。まさに自分との勝負。一度組み合わせた後、もっと長い単語はないかと欲張って崩しているうちに、制限時間になってしまうことも。
妻と勝負。第3ラウンドで会心の「OPPOTUNITY」が出来上がり82点で勝利した。箱の中にドイツ人が遊んだ記録があったが、それよりも上回っていたので嬉しい(子供かもしれないが)。
『スクラブル』系と違って、有名人や一般的なものなら固有名詞や略号もOKなので作りやすいように見えるが、タイルが限られているので容易でなかった。『ワードバスケット』のカードを使って、似たようなゲームが日本語でできないだろうか?
Quibbix
G.オバーマイアー/ラベンスバーガー(1984年)
1〜6人用/12歳以上/20分
(絶版・入手難)