拳銃を突きつけて勝負!『キャッシュ&ガンズ』多言語版8月中旬発売
ホビージャパンは8月中旬、『キャッシュ&ガンズ(Ca$h ‘n Guns)』第2版を多言語版(日本語含む)で発売する。ゲームデザイン・L.モーブロン、イラスト・J.コヴァリク、4~8人用、10歳以上、30分、4500円(税別)。
お互いに銃口を突きつけてお宝の山を分けるパーティーゲームの傑作。オリジナルは2005年、ルポ・プロドゥクシオン(ベルギー)から発売され、2014年にイラストを一新して第2版が発売された。どちらもこれまで英語版が輸入されてきたが、このたび日本語を含む多言語版として発売されることになった。
プレイヤーは今世紀最大の強盗に成功したギャング団の一味。各自、実弾3発と空砲5発からいずれかを装填した拳銃(ウレタン製)をもち、合図で一斉にほかのプレイヤーに銃口を向ける。ゴッドファーザー役が3つ数えたら、各プレイヤーは一斉に、銃を置いて降りるか、強気でそのまま残るかを選ぶ。
降りたプレイヤーと、実弾を装填していたプレイヤーに銃口を突きつけられていたプレイヤーは分け前がもらえない。そのまま残って、相手が空砲だった場合と、銃口を向けられなかった場合には山分けに預かることができる。
3回撃たれると死亡し、ゲームから脱落となってしまう。8回行って、生き残ったプレイヤーで最も持ち金の多いプレイヤーが勝利。
「パワーカード」を使用した応用ルールもあり、読みと駆け引きが加わった多人数パーティゲーム。拳銃をお互いに突きつけ合うさまはロシアンルーレットのようで、ほかのゲームでは味わえない独特のスリルがある。
内容物:ウレタン製の拳銃8丁、負傷マーカー18枚、キャラクタータイル8枚、ゴッドファーザーのデスク1枚、プラスチック製スタンド9個、先手プレイヤートークン1枚、ボーナスカード1枚、パワーカード16枚、銃弾カード64枚、略奪品カード64枚、ゲームのルール
宇宙船を安全に新天地へ『ブラックエンジェル』日本語版8月上旬発売
ホビージャパンは8月上旬、『ブラックエンジェル(Black Angel)』日本語版を発売する。ゲームデザイン・S.デュジャルダン、X.ジョルジュ、A.オルバン、イラスト・I.オトゥール、1~4人用、12歳以上、60~120分、8500円(税別)。
『トロワ』のデザイナーチームが担当し、アスモデグループ傘下のパールゲームズ(ベルギー)が今夏のジェンコンで発表を予定している宇宙航海ゲーム。居住不能になった地球から新たな母星「スペズ」を目指す巨大宇宙船「ブラックエンジェル」を操るAIとなって、知能を競う。
航海は数千年に及ぶため、人類はコールドスリープに入っており、乗組員は複数のAIによって管理されている。各AIの選択が正しいものであったか、スペズ到着後にその有用性が検証過程(VP)で評価される。
プレイヤーは自分の手番にカードやダイスを使い、ブラックエンジェルを移動し、多くのロボットや資源を管理し、宇宙を調査し、恐るべき”荒廃者”を退け、友好的な異種族との接触を通じて発見した新たな技術の使い方を学ばなければならない。
手番には宇宙船にあるダイスを1個取ってその出目を使ったアクションを行う。技術タイルを獲得したり、宇宙船を修理したり、荒廃者を戦ったり、使節団としてロボットを送ったりする。これによって勝利点や新しい特殊能力を獲得していく。アクションを行わずダイスをリロールするたびに船がスペズに向かって進み、ゲームは終了に近づく。
長くて危険な航海が終わり、新しい住むことができる惑星に到達したとき、最も多くのVPを得たAIは勝者となり、目覚めた人類を監督する栄誉が与えられる。荒廃者に敗北して惑星にたどり着くことができないというバッドエンドもあり、最後まで気が抜けない航行になるだろう。
内容物:ブラックエンジェルゲームボード1枚、プレイヤーボード4枚、宇宙タイル7枚(両面仕様)、惑星スペズタイル1枚、惑星スペズトークン1枚、快速宇宙船ブラックエンジェルフィギュア1機、シャトルフィギュア20機、ロボットフィギュア64体、ダイス18個、初期技術タイル12枚、技術タイル(両面仕様)48枚、上級技術タイル16枚、使節団カード60枚、荒廃者カード30枚、ディスク8枚、資源駒40個、ダメージ/デブリ駒30個、スタートプレイヤートークン1枚、ソロプレイ用カード12枚、プレイヤーエイド4枚、ルールブックと別表他