『アイランド ~アトランティスからの脱出~』日本語版、12月5日発売
アークライトは12月5日、『アイランド ~アトランティスからの脱出~(Survive: Escape from Atlantis!)』日本語版を発売する。ゲームデザイン・J.コートランド=スミス、イラスト・D.アウスルース、2~4人用、8歳以上、45分、5200円(税別)。
オリジナルは『サバイブ!(Survive!)』というタイトルでパーカーブラザーズ(アメリカ)から1982年に発売された作品。2011年にストロングホールド社がリメイクし、その翌年には発売30周年を記念して、アスモデ社(フランス)が『アイランド(The Island)』というタイトルで多言語版を国際展開してきた。日本ではホビージャパンによる輸入版、多言語版を経て、このたびアークライトによる日本語版の発売となる。
20世紀初頭、発見されたばかりの火山島にやってきた探検家たちは、大地震と火山の噴火に遭遇する。地殻変動によって島がどんどん海に沈んでいく中、財宝をできるだけ多く持って島から脱出することを目指す。
島から出るには乗り捨てられたボートを使うか、さもなければ海に飛び込み、泳いで隣の島に行き着かなければならない。しかし海には大海蛇やクジラ、サメたちがうろつく。ときにはほかの探検家と協力し、ときには海の脅威を動かしてライバルを脱落させて、最も多くの財宝を持ち帰ろう。
島は40枚のタイルで構成され、徐々に海に沈んでいく。自分の冒険者10人を、完全に島が沈んでしまう前に近隣の島へ逃がせば得点になる。分かりやすいルールで、スリルと冒険と駆け引きが楽しめるロングセラー作品だ。
内容物:ゲーム盤 1枚、地形タイル 40枚、冒険者コマ 40個、大海蛇コマ 5個、サメコマ 6個、クジラコマ 5個 、船コマ 12隻、ダイス 1個、ルール説明書 1冊
『キャット&チョコレート 非日常編』11月8日発売
幻冬舎は11月8日、コミュニケーションゲーム『キャット&チョコレート 非日常編』を発売した。ゲームデザイン・秋口ぎぐる、3~6人用、8歳以上、20分、1500円(税別)1760円(税込)。
幽霊屋敷編が2010年の日本ボードゲーム大賞に選ばれてから、2013年にcosaicからビジネス編と学園編、2014年に幻冬舎から日常編、2015年にragumoから冠婚葬祭編、今年にスロウカーブからガチャピンチャレンジ編と各社からシリーズ作品が発売されているコミュニケーションゲーム。幻冬舎の日常編がYoutubeなどで取り上げられ、5年間で累計19万部にもなっていることから、同社から非日常編が発売されることになった。
「タイムマシンの燃料が切れた。未来へ帰りたい」「テレビからこわい幽霊が出てきた」といった現実では起こり得ないようなピンチを、「死者が見える能力」「雪の女王」「ラブソング」などひとクセあるアイテムで乗り切る。日常編に増して壮大で突拍子もないピンチが想像力を掻き立て、ゲームを盛り上げる。
内容物:カード70枚(イベントカード31枚、アイテムカード32枚、チームカード6枚、ENDカード1枚)、遊び方ガイド
追記:2022年2月に新装版が発売。カードを6枚増やし、カードサイズを88×63mmに変更。内容の一部変更と全イラストの描き直しを行い、パッケージは丈夫な縦型の貼り箱になった。