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『放課後さいころ倶楽部』第15巻発売

小学館は本日、月刊少年サンデー「ゲッサン」連載のボードゲームコミック『放課後さいころ倶楽部』第15巻を発売した。作・中道裕大、630円(税別)。
女子高校生がボードゲームを通じて友情を深めていく物語。毎回ボードゲームが1タイトルずつ登場し、そのゲームを通じたドラマが描かれる。今回は第72~86話で、学園祭が終わって残り高校生活も短くなってきた2年生のミドリが下したある決断に、1年生のカンナとナオが岐路に立たされる。登場するボードゲームは『クク21』『街コロ』『ZERO』の3タイトル。
単行本が累計50万部を突破。今月からアニメ放送も始まり、ますます注目が集まるコミック。ボードゲーム紹介コーナーを担当している「すごろくや」では、発売を記念して1000円以上購入すると作者サイン入りイラストカードをプレゼントしているほか、20日(台風のため12日から延期)には掲載されたボードゲーム3タイトルを体験するイベントが行われる。また、小学館のコミックアプリ「マンガワン」にて13巻までまとめ読みできる(10月18日まで)。
放課後さいころ倶楽部公式サイト

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競りでカードを獲得『ロストシティ:ライバルズ』日本語版、10月31日発売

lostcitiesrivalsJ.jpgグループSNEは10月31日、競りと探険のカードゲーム『ロストシティ:ライバルズ(Lost Cities: Unter Rivalen)』日本語版を発売する。ゲームデザイン・R.クニツィア、イラスト・S.シャボー、2~4人用、10歳以上、30分、2500円(税別)。

1999年に発売され、2人用ゲームの定番となっている『ロストシティ』を、4人で遊べるようにした作品。オリジナルはコスモス社(ドイツ)から2018年に発売された。カードを昇順に並べ、海底都市や山上寺院といった謎に包まれた秘境を奥に進むというシステムに、このゲームでは競りの要素を加えた。

手番には場にカードを加えるか、競りを始める。競りが始まったら手持ちのコインでビッドを行い、競り落としたプレイヤーが場から好きなカードを取って自分の前に置き、場から1枚を除外する。

カードは4つの山札に分けられており、1つの山札がなくなるたびに、競りで支払われたコインが全員に同じ数だけ分配される。こうして4つ目の山札がなくなったらゲームは終了となり、並べたカードの枚数と、2倍、3倍にする賭けカードで得点を計算して、合計の最も多いプレイヤーが勝利する。

コインの再分配を見計らい、お互い欲しいカードを読んで、どこまで競り上げるか? 駆け引きの要素がより強まったインタラクティブな『ロストシティ』だ。