ブルクハルトのトリテ日本語版『地下迷宮と5つの部族』11月23日発売
数寄ゲームズは11月23日、ゲームマーケット2019秋にて、トリックテイキングゲーム『地下迷宮と5つの部族』を発売する。ゲームデザイン・G.ブルクハルト、イラスト・別府さい、3~5人用、10歳以上、30分、2000円(税込)。
オリジナルは2000年、ベルリナーシュピールカルテン社から発売された『命中(Volltreffer)』。アラカルトカードゲーム賞4位。当時はメビウスゲームズが日本語ルール付きで輸入版を取り扱っていた。テーマのないカードゲームだったが、日本語版に際してダンジョン探険のテーマが乗せられた。
毎ラウンド、ボードの横に冒険者カードがコスト付きで並べられ、持ち点(ダンジョンの深度)を減らして入手する。こうして入手した冒険者カードで、同じランク(数字)や全色セットを作って得点した後、切り札あり・マストフォローのトリックテイクを行う。獲得したトリック1つにつき5点が入り、次のラウンドへ。
これを繰り返して、誰かが61~70点の階に入ったらゲーム終了。そのとき複数のプレイヤーがこの階にいれば、66点に最も近いプレイヤーの勝利となる。
序盤はセットを作って高得点を狙うが、終盤になると66点ちょうどを目指して得点調整の駆け引きが始まる。その変わり目をうまく読み、ほかのプレイヤーの動向にも注意して、ダンジョンに眠る宝を目指そう。
ゲームマーケット2019秋、11月23・24日開催
国内最大規模のアナログゲームイベント「ゲームマーケット2019秋」が11月23・24日(土祝、日)、東京ビッグサイト青海展示棟(りんかい線 「東京テレポート」駅またはゆりかもめ「青海」駅)にて開催される。両日とも10:00~17:00、入場料1000円、高校生以下無料(小学生以下は保護者同伴、中学生・高校生は学生証提示)。
東京オリンピックの開催の関係で前回から会場が変更となっており、23,240㎡の会場にと昨年秋の2倍。出展団体は2日間合計で昨年春を172上回る1068ブースで、600タイトル以上の新作が発表され、前回の25000人を超える参加者を見込む。
会場内にはブースによって販売だけでなく多くの試遊卓があり、 その場でゲームの説明を受けて実際に遊ぶことができる。またこどもゲームコーナーやリアル謎解き、TRPGやどうぶつしょうぎの体験、チャリティー販売、ゲームマーケット大賞展示など、1日中アナログゲームを満喫できる。
ステージプログラムは1日目に自作ゲームコンテストのプレゼン大会「ボドコン!」(15時~)、2日目にゲームマーケット大賞授賞式(12時~)や三遊亭楽天さんのTRPG落語(16時~)などがある。ブースも両日出展とどちらか1日出展があるので、お目当てがある場合はチェックしておきたい。
飲食コーナーは今回10車両が出展するが、毎回どこも行列ができるので、時間に余裕のない方は予め用意しておくとよいだろう。近くのコンビニは東京テレポート駅前にしかない。
・ゲームマーケット公式