ボードゲームフェス「盤祭 Re-3rd」7月25日大阪難波にて
大阪中央区の難波神社にて7月25日、ボードゲームフェス「盤祭 Re-3rd」が開催される。地下鉄心斎橋駅または本町徒歩5分、13:30~16:30(待機列は13:00から)、入場無料(上限50名で入場制限あり)。
一昨年12月に神戸三宮、昨年12月に大阪中崎町に行われてきたボードゲームのイベント。ゲームマーケットにも出展している同人創作ゲームサークルやボードゲームショップ、ボードゲーム輸入代理店など、関西中心に24(前回比-6)団体が出展し、新旧作を購入できる。
新型コロナ感染対策のため、会場内に定員を設けるほか、試遊・飲食の禁止、マスク着用、追跡システムへの登録、金銭のやり取りの注意がある。詳しくはウェブサイト参照。
国内外のボードゲームイベントは3月から中止や延期が相次いでおり、世界的に見ても久しぶりの開催となる。このイベントと同日開催のひょうごゲームコンベンション(加古川)を皮切りに、8月1日に第2回静岡アナログゲーム祭り(藤枝)、8月16日にゲームマーケット出張版2020(浅草)、8月22日に北海道ボドゲ博(札幌)が開催される予定となっている。
・ボードゲームフェス:盤祭 Re-3rd 公式
村人コンボで繁栄『ヴィレジャーズ』日本語版、8月下旬発売
ホビージャパンは8月下旬、『ヴィレジャーズ(Villagers)』日本語版を発売する。ゲームデザイン&イラスト・H.ガールダー、1~5人用、10歳以上、30~60分、3600円(税別)。
オリジナルはシニスターフィッシュゲームズ(イギリス)からキックスターターを経て2019年に発売された。ガールダーのデビュー作で、ゴールデンギーク賞のカードゲーム部門にノミネートされている。さまざまな職業の村人を集めて村を発展させていくエンジン構築ゲームで、拡張セットも発売されている。
舞台は中世の大きな疫病から数年経った村。農場や作業場がなくなり、職人は原料を供給してくれる人を失い、交易人は客を失っている。穀物農場で食料を供給し、新しい村人を招き入れ、食料と建築能力のバランスを上手く組み合わせて村を繁栄させよう。
各プレイヤーは開祖カードとわずかなお金をもってゲームを始める。道路に新しい村人が並んでいるところから、順番に1枚ずつ選んで獲得する。ほしい村人がいなければ山札から引いてもよい。道路からカードが取られたら、補充して次のプレイヤーの手番となる。
こうして村人が上限までドラフトしたら、建設フェイズに移る。手札から村人を自分の村に配置して、さまざまな能力を発動させる。山札が切れたら市場フェイズとなり、それまで構築した村人のコンボで収入を得る。2回目の市場フェイズが終わったらゲーム終了で、所持金を競う。
村人は食料・収入・新しい村人をもたらし、指定の村人と組み合わせて生産チェーンを作ったり、能力を開放したりしてより強力な効果が得られる。毎回どんなコンボを作れば高収入に結び付けられるか、戦略性が問われる。1人ゲームモードでは、強力で不機嫌な女伯爵に一人の村人として立ち向かう。
内容物:基本村人カード 30枚、村人カード 100枚、開祖カード 5枚、村広場ボード 5枚、カード仕切り 5枚、コイン 150個、1人用カード 26枚
(写真は英語版)