『TIMEストーリーズ レボリューション:ハダル・プロジェクト』日本語版、11月上旬発売
ホビージャパンは11月上旬、『TIMEストーリーズ レボリューション:ハダル・プロジェクト(TIME Stories Revolution: The Hadal Project)』日本語版を発売する。ゲームデザイン・M.ロゾワ&M.デルプ&K.デルプ、イラスト・ルーキー、2~4人用、10歳以上、60~180分、4500円(税別)。拡張セットではなく、単体でプレイできる。
チームで時空を移動して事件を解決する冒険ゲーム『T.I.M.Eストーリーズ』の新シリーズ「ブルーサイクル」。2019年のデモシナリオ「ダミアン1958NT」を経て第1弾が今春正式リリースとなった。
西暦2099年、恐ろしいウィルスが世界の人々に壊滅的被害を与える中、超深海(ハダル)にある科学研究基地では奇妙な事象が発見されていた。それは人類の未来を決定しかねないものだ。より詳しい調査に参加し、ハダル・プロジェクトの秘密を暴き出そう。
新たなルール・要素としては、裏向きのパンチボードでゲーム展開が隠されており、サイズの異なるプレイヤーの’器’ごとに用意される個人カード、地図など共通情報の一般カードで情報が管理され、前サイクルの結末からもたらされた時間移動のリソース「アズラク結晶」による時間管理、ダイス判定を廃した能力値判定などがある。
はたして、君たちは超深海に横たわる謎を解き明かし、人類を救うことができるだろうか?
内容物:ルールブック 1部、トークンパンチボード 1枚、アズラク結晶 32個、物語カード 110枚、一般カード 60枚、個人カード 59枚
(写真はフランス語版)
国際ゲーマーズ賞2020に『バラージ』
国際ゲーマーズ賞(International Gamers Awards)選考委員会は22日、シュピール・デジタル期間中に合わせて、今年の大賞作品を発表し、受賞者のインタビューを公開した。16日に発表されていたファイナリスト5タイトルから、『バラージ』が大賞に選ばれた。
『バラージ』はクラニオ・クリエーションズ(イタリア)が昨秋発売した作品で、架空のヨーロッパの山間部を舞台に、国営企業のCEOとなり、ダムによる水力発電によってエネルギー開発を競うワーカープレイスメントゲーム。日本語版はテンデイズゲームズから発売されている。
オンライン受賞者インタビューではデザイナーのトマソ・バティスタ氏とシモーネ・ルチアーニ氏、クラニオ・クリエーションズの編集者ジュリアーノ・アクアティ氏が登場。キックスターターの利用など、ゲームができるまでの経緯や、次回作の予定などを語っている。
【国際ゲーマーズ賞2020】
バラージ
(Barrage / S.ルチアーニ&T.バティスタ / クラニオ・クリエーションズ)