ネコジチ解放サバイバル『ニャーメンズ2』11月14日発売
MAGIは11月14日、ゲームマーケット2020秋にて『ニャーメンズ2』を発売する。ゲームデザイン・mikedelic、アートワーク・Mayumi Indo、2~4人用、8歳以上、20分、1800円(税別)。
裏切り者のいる協力ゲーム『ニャーメンズ』(2019秋)に続くカードゲーム第2弾。ネコのマスクをかぶった仲良しグループ「ニャーメンズ」が、ほかのプレイヤーの手札に紛れ込んでしまった仲間と秘宝を取り戻すことを目指す。
4チームから1つを選び、みんなが選んだチームのカードを混ぜて配ってスタート。ミニルールカードの指示に従って、カードをほかのプレイヤーに渡したり、自分の前に出して合計数を競ったりする。勝利すればカードを得点化でき、合計で勝敗を決める。
自分の前には自分のチームのカードしか出せないが、ほかのプレイヤーにお願いして出してもらう(ヒトジチ解放)ことも可能。しかし自分の望むカードが出てくるはずはない。また勝っても呪われた秘宝のカードだと、以前に取ったものを捨てなければならなくなる。
カードを1枚出すたびに繰り広げられる心理戦が熱いサバイバルゲームだ。
内容物:チームカード 44枚(11枚×4チーム)、ミニルールカード 12枚、 エンブレムカード 4枚、スタートマーカー 1つ、 遊び方説明書
・MAGI:ニャーメンズ2
ボードゲーム団体が社会活動コンテストでメルケル首相特別賞
ドイツのボードゲーム普及団体「シュピールカフェ・デア・ゲネラツィオーネン(Spielcafé der Generationen、全世代のボードゲームカフェ)」が22日、社会活動コンテスト「シュタートゾツィアル(Startsozial、始めよう社会活動)で連邦首相特別賞を受賞した。メルケル首相がビデオレターを公表し、「ボードゲームは単なる娯楽ではない」と述べている。
「シュピールカフェ・デア・ゲネラツィオーネン」は2017年に設立された。年齢も社会的背景も違う人たちが集まって、一緒にボードゲームをすることにより、相互理解や社会の結束力を強化することを目指し、毎月数回、平日夕方にボードゲーム会を開いている。特に高齢者の参加を促し、老後の孤独を解消しようとしてきた。現在、コロナ禍により同会はボードゲーム会を開いていないが、代わりにオンラインのプログラムを提供している。
「シュタートゾツィアル」は今年で16回目を迎えるドイツ全国のコンテストで、首相後援で社会参画とボランティア活動の強化を目的としている。今年は障害児支援やアフリカ支援など7団体が受賞し、それぞれ5000ユーロ(62万円)の賞金を獲得している。
今年はコロナ禍で表彰式は行われず、メルケル首相はビデオレターを公開。コロナ禍によるソーシャルディスタンシングや娯楽の延期・中止が続く中、「ボードゲームは単なる娯楽以上のものがある」「一緒にボードゲームを遊ぶことで結束も強まることに結びつけた素晴らしい取り組み」と讃えている。また、発起人で元代表のP.フクス氏は「ボードゲームを遊ぶことには重要な意味があり、それが今、認識されつつある」と語る。
受賞の報はシュピール・デジタルの初日と重なり、シュピール・デジタルの公式配信でも取り上げられた。