『エイリアン・エクスプレス』日本語版、12月10日発売
アークライトゲームズは12月10日、『エイリアン・エクスプレス(Alien Express)』日本語版を発売する。ゲームデザイン・あらいよしゆき、3~6人用、8歳以上、20分、2800円(税別)。
オリジナルはハッピーバオバブ(韓国)から今夏発売された作品。リアルタイムで粘土でお題を表現するパーティーゲームだ。銀河一のショッピングモール「エイリアン・エクスプレス」で注文の品物を顧客に転送するという設定。
ゲームが始まったら、配られた手持ちのお題カード5枚から1枚を選び、粘土で形を作り、完成したら「お届け物です!」と宣言して、他のプレイヤーたちに何を作ったのかを当ててもらう。誰からも当ててもらえない場合、ジェスチャーや鳴き声などのヒントも可。
正解すればどちらにも得点が入るが、喜んではいられない。すぐに次のお題に取り掛からなければならない。誰かがお題カードを全部クリアしたらゲーム終了で、合計得点を競う。作りながら当て、当てながら作る。スピーディーで大忙しの作品だ。
内容物:粘土 1かたまり、ホログラムボード 6枚、ビデオトークン 18個、カタログカード・基本カード 75枚、上級カード 75枚(※カードサイズ:58mm×89mm)
資源を集めてトンネルを掘れ『マウンテンキング』日本語版、11月27日発売
横浜のボードゲームショップ「リゴレ」は11月26日、『マウンテンキング(In the Hall of the Mountain King)』日本語版を発売する。ゲームデザイン・J.コルミエ&G.ジャンス、イラスト・K.モリヤ&J.カッペル、2~5人用、12歳以上、75~90分、6600円(税別)。
バーントアイランドゲームズ(カナダ)がキックスターターを経て2019年に製品化した作品。トロールたちがトンネルを掘り進め、山中深くにあるホールを取り戻し、「山の王」の称号を競うタイル配置ゲームだ。
トンネルはポリオミノのピースになっており、ボードに配置することで掘削工事を進める。配置する場所によって「おまけ」をもらったり、得点源となる「彫像」を掘り出したりできる。
トンネルを配置するためには資源が必要で、山から掘り出すこともできるが、主に仲間のトロールに取りに行かせることになる。仲間はピラミッド状に配置し、上にトロールを配置すると、下のトロール達も資源を提供してくれる仕組みだ。ピラミッドが大きくなる後半は、資源がたくさん手に入る。
ほかにも掘り出した彫像を台車で運んだり、呪文や工房を使ってゲームを有利に進めたりするなど、テーマと戦略性を兼ね備えた仕掛けがたくさん。ユニークな資源管理、タイル配置のパズル、多彩な得点方法、豊富なコンポーネント、テーマとゲーム内容の一体感など、見どころの多い作品だ。日本語版オリジナルで遊びやすくなるプレイサマリー付き。
内容物:ゲームボード 1枚、プレイヤーマット 5枚、トロールカード 55枚、初期トロールカード 30枚、呪文カード 17枚、チーム保管庫 2枚、トンネルタイル 52枚、大広間タイル 6枚、門タイル 5枚、王冠 1個、工房タイル 22個、戴冠式トークン 2個、コイン 35枚、台座得点トークン 15個、鉱石 100個、彫像 21個、台座 18個、ハンマー 20個、台座 45個、ルーン 25個、得点マーカー 5個、台座袋 1袋、サマリー 5枚、詳しい説明書 1冊
・リゴレ:マウンテンキング日本語版