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飛行プロットで蜜集め『花とミツバチ』日本語版、11月上旬発売

beezJ.jpgホビージャパンは11月上旬、『花とミツバチ(Beez)』日本語版を発売する。ゲームデザイン・D.ハルスタッド、イラスト・C.クイリアムス、2~4人用、8歳以上、30~45分、5600円(税別)。
『アズール』3部作で大成功を収めたプランB/ネクストムーブゲームズ(カナダ)の夏新作。ミツバチの飛行計画をプロットして、たくさんのハチミツを集めることを目指す。
六角形マスを組み合わせ、色とりどりの花があるモジュラーボードの中央からミツバチはスタートする。台座を回して方向と進むマス数を決め、一斉にオープン。移動先に花の蜜コマがまだあったら獲得できる。
獲得した花の蜜コマは自分の蜂の巣ボードに配置し、揃えることで得点になる。またゲームの最初に2枚選んだ目的カードに沿って終了時に得点が加算され、最も得点の多いプレイヤーが勝利する。
効率よく花の蜜を集めるに、どの花からどの花へ飛べばいいのか、また高得点を獲得するには、花の蜜コマを蜂の巣にどのように収納するかいいのか、可愛い蜂のコマとお花畑とは裏腹に、悩みどころの多い作品だ。
内容物:蜂の巣ボード 4枚、台座付の蜂 4匹、プレイヤーマーカー 4個、花タイル 15枚、葉タイル 5枚、スタートタイル 1枚、小さな花の蜜 45個、大きな花の蜜 10個、目的カード 18枚、付録 1枚、ルールブック 1部、得点用紙 1冊
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シュピール・デジタル’20:スカウトアクション

コロナ禍によるエッセン・シュピールの1年延期で開催されたオンラインイベント「シュピール・デジタル」は、4日間の会期を終了した。ドイツのボードゲーム専門誌『フェアプレイ』では、毎年恒例の新作人気投票「スカウトアクション」をオンライン上で行い、結果を発表している。リストアップされた1500タイトル(出版社による重複あり)から、今年人気だった作品は以下の通り。
1位:ミクロマクロ:クライムシティ(MicroMacro – Crime City / シュピールヴィーゼ)
2位:ボンファイア(Bonfire / ホールゲームズ)
3位:トスカーナの城(The Castles of Tuscany / アレア)
4位:紀元1800(Anno 1800 / コスモス)
5位:イーオンズエンド(Aeon’s End / アクションフェイズゲームズ)★
6位:ニューヨークズー(New York Zoo / フォイヤーラント)★
7位:パレオ(Paleo / ハンス・イム・グリュック)
8位:葉っぱの音(Blätterrauschen / コスモス)
9位:アルナックの廃墟(Lost Ruins of Arnak / CGE)
10位:ブラス・バーミンガム(Brass: Birmingham / ロクスリー)
11位:モンスター・エクスペディション(Monster Expedition / アミーゴ)
12位:タペストリー(Tapestry / ストーンマイアーゲームズ)★
13位:猫の島(The Isle of Cats / ザ・シティ・オブ・ゲームズ)
13位:ファンタジーレルムズ(Fantasy Realms / ウィズキッズ)★
14位:グラスゴー(Glasgow / ルックアウトシュピーレ)
15位:スイッチ&シグナル(Switch & Signal / コスモス)
(★:日本語版あり)
会場内で実際に遊んだゲームに5段階評価を行う例年と異なり、今年は実際遊んだかを問わず、いいねの数でランキングしているため信頼度は高くないが、注目された作品ということでチェックしておきたい。
同時期に行われたボードゲームギークの新作ランキングでは1位が『アルナックの廃墟』、2位『宝石の煌きマーベル版』、3位『パンデミック・レガシー:シーズン0』★だった。そのほか、発表されている36位まででスカウトアクション15位以内と重なっているのは11位『モンスター・エクスペディション』と22位『葉っぱの音』のみ。ほとんど重なっていないのは、発売時期のずれなどにも原因がある。