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難易度アップ『ザ・キー:オークデールクラブ殺人事件』日本語版、4月10日発売

すごろくやは4月10日、『ザ・キー:オークデールクラブ殺人事件(The Key: Mord im Oakdale Club)』日本語版を発売する。ゲームデザイン・T.シング、イラスト・T.グルービング、1~4人用、8歳以上、15~20分、3800円(税別)。

ザ・キー:岸壁荘の盗難事件』に続く、ハバ社(ドイツ)による推理ゲーム第2弾。オリジナルは2020年に発売された。机の上に散らばるカードを早取りして断片的な目撃証言や証拠品を集め、ゴルフクラブで起こった連続事件の真相を推理する。

「捜査開始!」の合図で、全員同時に真相究明の手掛かりになりそうなものを探して1枚ずつ確保していく。カードには「金髪の人物が毒で殺した」「赤いカートが使われたのは青いカートよりも前」などの断片的な情報が書かれてあり、自分の手元の推理ボードに書き込んで真相究明の4要素〈容疑者〉〈凶器〉〈犯行現場〉〈逃走手段〉の正しい組み合わせを導く。

全員が捜査を終えたら、解決ボードと鍵を使って答え合わせ。正解だった人のうち、カードの〈有益情報度合い〉の合計が一番少なかった(より少ない手掛かりで真相にたどりついた)プレイヤーが勝利する。

難易度は前作の『岸壁荘の盗難事件』から1段階アップ。ある地点での目撃時間から、地図を参考に逆算して犯行時刻を推測するなど、多角的な推理が求められる。事件の真相は何パターンかあってゲームごとに変わるため、繰り返し遊ぶことができる。ハバ社では『ザ・キー』シリーズがもう1タイトル発売されている。

すごろくや:ザ・キー:オークデールクラブ殺人事件

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『ピクチャーズ』上級ルール

picturesJ.jpgシュピールボックス2020/6所収。このルールのほかにボードゲームを写したプロモカード4枚(両面)が付いている。

  • カード:7枚ランダムに引き、写真に合う/合わないで2グループに分ける
  • キューブ:同色は2個まで
  • くつひも:1本だけ
  • 積み木:接地できるのは2個まで
  • 石と木:合計4個まで

もともと『ピクチャーズ』は限られた素材で写真を表現する「コミュニケーション制限」メカニクスのゲームであるが、さらに制限をきつくすることでやりがいのある挑戦になる。特にカードとキューブは「何を使わなかったか」もヒントとなるため、推理の要素があって頭の別なところを使う。ゲーマー同士で遊ぶなら、標準ルールにしてもよいぐらいだ。1問終わるたびに「どれだと思ったか、それはなぜか」という話も盛り上がった。