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モンスターと時間との戦い『ノックノック・ダンジョン』日本語版、1月28日発売

アークライトゲームズは1月28日、『ノックノック・ダンジョン(Knock! Knock! Dungeon!)』日本語版を発売する。ゲームデザイン・A.パロン、イラスト・P.ウォルチ、1~6人用、7歳以上、6分、1800円(税別)。

ブルーオレンジゲームズ(フランス)から今年発売された制限時間つき協力ゲーム。ダンジョンに潜入する冒険者となり、10分以内にダンジョンの最深部にいる「黒騎士」を倒そう。

砂時計を返してゲームスタート。時計回りに部屋カードを1枚ずつプレイする。部屋カードには四隅に数字(危険度)があり、場に出ているカードのいずれかのコーナーに重ねてプレイし、ダンジョンを形成していく。このとき四隅の数字の合計が6以上になると即敗北になってしまう。プレイしたら手札を補充して次のプレイヤーへ。

カードにクリーチャーや「黒騎士」がいたら、砂時計トークンを置く。このカードの四隅の数字の合計をちょうど5にできたら倒すことができる。砂時計トークンが足りなくなってもゲームオーバーなので、早めに倒していこう。勝利条件はただひとつ、6分間の砂時計が落ちきる前に「黒騎士」を倒すことである。

一時的に会話が禁止になる特殊カード、勝利時の得点を判定する追加ルール、1人で遊ぶためのソロモード、特殊効果トークンを使いながら連続して4つのダンジョンに挑むキャンペーン・モードなどさまざまなバリエーションも楽しめる。

内容物:部屋カード 63枚、トークン類 17個、砂時計 1本、ルール説明書 1枚(カードサイズ:40mm×63mm)

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ボードゲーム消費金額2020、平均は21万8千円

当サイトで行ったアンケート「ボードゲーム消費金額2020」(回答者78名)の結果、今年1年、ボードゲームの購入に使った金額の平均は217,735円となった。昨年の平均額167,486円から約6万円の増。

中央値は120,000円と昨年の105,000円から15,000円の増。最低額は2000円、最高額は200万円だった。100万円超の方は2名。回答者の分布はグラフの通り。

今年は過去最多の日本語版が発売された。中には「100ドルゲーム」と呼ばれる1万円を超えるボードゲームもあり、さらにキックスターターでの購入も購入金額を押し上げている模様だ。コロナ禍で遊びにくくなった環境下で購入金額が衰えを見せないのは、積みゲー上等で出版社やショップを買って応援しようという気持ちも働いたのかもしれない。

この調査は2014年から始まって5回目となるが、平均は15~22万円、中央値は10~13万円で推移している。回答者がコアな愛好者であることを差し引いても、「オタク」分野別の1人あたり年間消費金額ベスト(矢野経済研究所)の「アイドル」(10万4千円)に匹敵する消費金額の高い趣味といえるだろう。