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滋賀長浜にボードゲームスペース「RESPAWN」3月6日オープン

滋賀・長浜に3月6日、ボードゲームプレイスペース「RESPAWN(リスポーン)」がオープンする。JR長浜駅徒歩5分、平日17:00〜24:00、土日祝12:00〜24:00、月水休。

店主やませたかひで(との)氏は学生時代にボードゲームと出会い、ボードゲームがきっかけで苦手だったコミュニケーションができるようになったことから、同じような体験をたくさんの人にしてもらいたいとオープンした。店名はゲーム用語で、倒されたりやられたりしたキャラクターが再スタートする位置のこと。現実世界で仕事が大変だったり嫌なことがあったりしてHP(体力)が尽きてしまった時に、「リスポーン」できる場所を目指す。

落ち着いた古民家を改装した店内14席で約300種類以上のボードゲームが遊べる。飲食は持ち込み自由。下の階に喫茶店があり、美味しいコーヒーを飲んできてもよい。料金は1時間600円(1日最大2000円)。月間平日フリーパス5000円。

オープン日の3月6日から先着100名に限定で「謎解きクーポン」を配っている。

ボードゲームスペース RESPAWN
滋賀県長浜市元浜町14-15
[Twitter]

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ナワバリ(Territory)

カワイイ動物たちの複雑な戦い

A.I.Lab.遊といえば『狩猟の時代』『行商の時代』と遊びごたえのある作品を発表してきたサークルである。ゲームマーケット2020秋で発表されたこの作品は、アートワークがキッズ向けだったため一回スルーしそうになったが、全く裏腹にガチなセットコレクションゲームだった。かわいいキャラクターコマに惑わされてはいけない。

毎回プレイ人数分+1枚のカードが昇順に並び、『キングドミノ』方式でドラフトする。すなわち、番号の小さくて効果が弱いカードを取ると次回は先に選べるようになり、番号が大きくて効果の強いカードを取ると選ぶ順番は後になる。

これを3回(2人プレイでは4回)繰り返したら得点計算。獲得したカードの得点に加えて、ラウンドごとにランダムに設定される条件「食料最多数」「森のシンボル最少数」「即時効果カード最多数」などの順位点がある。次のラウンドに持ち越す「ナワバリカード」を1枚決めて、もう一度効果を実行したら次のラウンドへ。3ラウンド(2人プレイでは4ラウンド)の合計得点で勝敗を決める。

カードにはセットコレクションの要素となる森や海などのシンボル、即時効果や永続効果などのタイミング、食料の獲得や得点への変換などがあり、カード番号やシンボルを参照するものもある。コンボも組めるので選択はとても悩ましい。

番号が小さいカードもそれなりに強く、最後のカードを選んだ順番が順位点のタイブレイクになるため、番号を優先するインセンティブが強め。集めれば集めるほど得点が大きくなるトーテムポールは番号が小さめなのでつい選んでしまったが、番号が大きいカードで大得点を狙う方法もありそうだ。

ナワバリ
ゲームデザイン・A.I.Lab.遊/イラスト・うるり
2~5人用/8歳以上/15~30分
入手:イエローサブマリン