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ゲームマーケット2021春:参加者12500人

4月10・11日に東京ビッグサイトで開かれたゲームマーケット2021春の参加者は12500人であったことを、ゲームマーケット事務局が発表した。昨年のゲームマーケット2020秋の13300人から微減。

昨年の春は新型コロナウィルスの感染拡大で中止となったゲームマーケット。2020秋と同様、感染防止対策のため1日最大8000人の入場制限を設けて開催された。このため最大でも16000人しか入れなかったが、実際の参加者はその7割程度にとどまった。緊急事態宣言期間中だった昨年の春以上に感染が拡大しており、「まん延防止等重点措置(東京都では4月12日から1ヶ月間)」の発表が影響したと見られる。

参加者は少なかったものの、会場内では数多くの新作が発表され、ツイッターは「戦利品」報告で賑わっている(togetter)。ゲームマーケット事務局では来場者アンケートを実施中。また当サイトでは前回に続き、ゲームマーケット新作評価アンケートを行う予定なので、感染防止に留意しつつどんどん遊んで評価を寄せてほしい。

次回のゲームマーケット2021秋は11月20・21日(土日)に東京ビッグサイトで行われる。

ゲームマーケット公式:ゲームマーケット2021春 参加者人数ご報告

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「Kaiju on the Earth LEGENDS」シリーズ始動、第1弾はゴジラ

アークライトとドロッセルマイヤーズは10日、怪獣をテーマにしたボードゲームの新シリーズ「Kaiju on the Earth LEGENDS(カイジュウ・オン・ジ・アース・レジェンズ)」を始動することを発表した。第1弾はゴジラで、1対多の新作(正式タイトル未定)が2021年冬から2022年春頃に発売される予定。

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© 2021 Arclight, lnc. / Drosselmeyer & Co. Ltd.

国内ボードゲームデザイナーを起用し、怪獣をテーマにしたオリジナル作品をシリーズ化してきた「Kaiju on the Earth」シリーズ。第1弾『ボルカルス』と第2弾『レヴィアス』で累計2万セットを突破し、第3弾『ユグドラサス』は今年6月に発売を控えている。この好調を得て、新シリーズが立ち上げられることになった。

「Kaiju on the Earth」シリーズではオリジナル怪獣が登場するのに対し、「Kaiju on the Earth LEGENDS」では誰もが知っているレジェンド怪獣が登場する。その第一弾には1954年の映画公開以来、国際的な人気を誇る怪獣王ゴジラが取り上げられる。映画・アニメ・ハリウッド版でこれまでに35作品が制作され、TVアニメ化やハリウッド新作の発表など、話題の途切れない存在だ。

ゴジラのボードゲームは東京が舞台で、 ゴジラ側プレイヤー1人と人間側プレイヤー複数人で対戦する。ゴジラ側プレイヤーは強力な熱線攻撃で東京の人々を襲い、各地にあるランドマークを破壊していく。一方の人間側プレイヤーは、ゴジラの侵攻を回避しながら、避難経路を確保し、市民を周辺の県へ逃がしていく。

概要は『ボルカルス』と共通するが、アレンジではなく完全新作。ルールは「Kaiju on the Earth」シリーズよりもシンプルで、カジュアルに楽しめるシリーズ入門編に位置づける。

一方、「Kaiju on the Earth」シリーズは『ユグドラサス』の後、シーズン2としてさらに数タイトルが発表される。こちらも正式タイトルやデザイナー名は未発表。

コロナ明けとともに、大怪獣の時代が到来しそうだ。

Kaiju on the Earth公式サイト