『ピクチャーズ』上級ルール
シュピールボックス2020/6所収。このルールのほかにボードゲームを写したプロモカード4枚(両面)が付いている。
- カード:7枚ランダムに引き、写真に合う/合わないで2グループに分ける
- キューブ:同色は2個まで
- くつひも:1本だけ
- 積み木:接地できるのは2個まで
- 石と木:合計4個まで
もともと『ピクチャーズ』は限られた素材で写真を表現する「コミュニケーション制限」メカニクスのゲームであるが、さらに制限をきつくすることでやりがいのある挑戦になる。特にカードとキューブは「何を使わなかったか」もヒントとなるため、推理の要素があって頭の別なところを使う。ゲーマー同士で遊ぶなら、標準ルールにしてもよいぐらいだ。1問終わるたびに「どれだと思ったか、それはなぜか」という話も盛り上がった。
ピクチャーズ、上級ルールで60分 pic.twitter.com/4mtYpn22DQ
— TableGamesintheWorld (@hourei) March 14, 2021
7時間の脱出ゲーム『ワームウッズの子供たち』日本語版、4月9日発売
グループSNEは24日、謎解きストーリーゲーム『ワームウッズの子供たち(Escape Tales: Children of Wyrmwoods)』日本語版を発売する。ゲームデザイン・J.キャバン&B.イジコフスキー、イラスト・J.ファイタノウスキ&M.クレパッツ&A.ザワダ、1~4人用、16歳以上、450分、3600円(税別)。
オリジナルはボード&ダイス(ポーランド)から2020年に発売された作品。『アウェイクニング』『ローメモリー』に続くストーリードリブン脱出ゲーム「エスケープテールズ」シリーズ第3弾で、謎の超生物に囲まれて孤立した町を舞台に、宿なしの青年ギルバートが、残酷な陰謀に巻き込まれ、世界の秘密を知ることになる。
ゲームはプロローグ・メインI・メインII・エピローグの4部構成。「ゲームブック」と「カード」を調査して手がかりを獲得し、謎の答えが分かったなら専用ウェブページで謎の答え合わせを行い、新たな場所に進める。プレイヤーの選択によって物語が大きく変化し、最後にはマルチエンディングが用意されている。
『アウェイクニング』と比べ、能力値が上下するRPG要素や、「アイテム組み合わせ」「キャラクターとの会話」などのアドベンチャーゲーム要素を新たに追加。プレイ時間7時間以上という圧倒的なボリュームの結末はどうなるのか探しに行こう。
(写真はオランダ語版)