答えが合ったらポイント『ソロッタさん』4月21日発売
ディライトワークスは4月21日、カードゲーム『ソロッタさん』を発売する。ゲームデザイン・ディライトワークス、監修・ カナイセイジ、3~8人用、14歳以上、20分、1800円(税別)。
「恋人にしたいのはどんな人?」「この人と仲良くなれるかも、と思うのは?」「神様からの贈り物どれを選ぶ?」「この中から1つ失うとしたら、どれを選ぶ?」といったお題カードの質問に選択肢の中から答えて、他の人と合っていれば得点。10問の合計点を競うコミュニケーションゲーム。お題のテーマは「恋愛」「仕事」「友情」「お金」「生活」「ノンテーマ」の6つ。さらに個人の考え方・価値観に迫る「クリティカルカード」も入っている。
カナイセイジ氏監修のもと、ディライトワークス2020年度の新入社員11名が制作。新しい生活様式において、非対面コミュニケーションや、リモート環境における人間関係構築の難しさに向き合った経験から着想を得て、「会話のきっかけ作り」をゲームで実現したいという想いで企画された。リモートでプレイすることも可能で、4月からの新生活などでの活用を見込む。
現在、公式サイトなどで予約を受け付けているほか、「JELLY JELLY CAFE」全店舗で発売前に試遊することもできる。
内容物: ノーマルカード(6 種)68 枚、クリティカルカード 10枚、シロカード(オリジナルお題用)2枚、ソロッタシート 1冊、説明書 1枚
日本ボードゲーム大賞2020に『イッツアワンダフルワールド』
NPO法人世界のボードゲームを広める会「ゆうもあ」は14日、日本ボードゲーム大賞2020を発表した。今年は投票部門のみ行われ、『イッツアワンダフルワールド』が大賞に選ばれた。
今年で19回目を迎える日本ボードゲーム大賞。昨年1年間に日本国内で新発売された国産・日本語版・輸入・同人ゲーム265タイトルの中から大賞を選んだ。
投票部門は昨年12月から今年2月まで、約2ヶ月にわたってネットなどで行われ、36都道府県から236名(昨年比+109名)が参加した。各自ベスト5まで記入できる方式で、1位5点、2位4点、3位3点・・・として集計。1位となったのは『イッツアワンダフルワールド』で、昨年の『ラマ』から一転、ゲーマーズゲームが大賞に選ばれた。エンゲームズから日本語版が発売されている(本日現在、再入荷待ち)。
2位以下の順位は下記の通り。国産ゲームでは4位に『天下鳴動』、7位に『リトルタウンビルダーズ』が入賞している。同人ゲームは規定投票数に達しなかったため公表されていない。
選考部門(ゆうもあ賞)は新型コロナウイルスによる影響で選考するための試遊を十分に行えなかったため、今年は発表されていない。
【日本ボードゲーム大賞2020】
投票部門
1位:イッツアワンダフルワールド(It’s a Wonderful World)209点(得票率24.58%)
2位:ジャスト・ワン(Just One)185点(得票率:23.31%)
3位:ザ・クルー(The Crew)154点(得票率:21.19%)
4位:天下鳴動(Rumble Nation)152点
5位:グルームヘイヴン(Gloomhaven)130点
6位:ピクチャーズ(Pictures)129点
7位:リトルタウンビルダーズ(Little Town)128点
8位:ウイングスパン(Wingspan)127点
9位:バラージ(Barrage)125点
10位:イーオンズエンド(Aeon’s End)122点