ドクロを集めて死者を復活『デッドマンズ・カバル』日本語版、6月5日発売
アークライトゲームズは6月5日、『デッドマンズ・カバル(Dead Man’s Cabal)』日本語版を発売する。ゲームデザイン・D.ニューマン、イラスト・H.ルドバイセン&D.メドリ、2~4人、12歳以上、60分、6500円(税別)。
ネクロマンサー(死霊術師)になってルーン文字を研究し、できるだけ多くの死者を蘇らせるゲーム。オリジナルはパンダサウルスゲームズ(アメリカ)からキックスターターを経て2019年に発売された。
死者を復活させるにはボディ、ドクロ、ルーン文字を集めて、儀式を行うことが必要。それぞれアクションが用意されており、誰かがアクションを行うと全員が同じアクションをフォローできるバリアブルフェイズオーダーのメカニクスを取る。また各アクションでは支払う骨によってできるアクションの数が異なり、リソースマネージメントの要素もある。
ボディで指示されたドクロを集め、儀式を行うと死者が復活する。その際に指定されたルーン文字を出せばキューブを置くことができ、ドクロの色ごとのマジョリティー争いもある。誰かが7体の死者を復活させたらゲーム終了。復活させた死者の得点とマジョリティーで合計点を競う。
人骨、ドクロなどのコンポーネントはリアルな形をしており、ドクロがボードに並べられると本当に儀式を行っているような妖しげな雰囲気が漂う。
内容物:ゲームボード 1枚、個人ボード 4枚、カード139枚(63×88㎜)〈内訳:デザインカード 50枚/契約カード 24枚/施設カード 24枚/人材カード 24枚/クレジットカード 10枚/ローンカード 3枚/早見表カード 4枚〉、ファッションショータイル 10枚、品質トークン 30枚、トレンドトークン 19枚、広報トークン 15枚、名声トークン 37枚、系統トークン 10枚、任意系統トークン 4枚、得意分野トークン 5枚、勝利点マーカー 4個、親トークン 1枚、手番順タイル 1枚、手番順トークン 4枚、貨幣トークン 76個、生地コマ(木製/全6色) 72個、アクションコマ(木製/全4色) 12個、維持マーカー(木製/全4色) 8個、ラウンドマーカー(木製) 1個、木製コマ用ステッカーシート 1枚、ルール説明書 1冊
絵柄を重ねてお題を表現『ピクテル』『ピクテル Dream』5月27日発売
アークライトゲームズは5月27日、『ピクテル』『ピクテル Dream』を一般発売する。ゲームデザイン&アートワーク・ボドゲイム(藤田真吾、大木基至、hiro、森太郎)、3~6人用、6歳以上、15~30分、各3520円(税込)。
ピクトグラムが描かれた透明なカードを組み合わせてお題を表現する当てっこゲーム。オリジナルはゲームマーケット2015春にボドゲイムから発表された。”Imagine”というタイトルなどで16ヶ国語で発売され、フランス年間ゲーム大賞、デンマーク年間ゲーム大賞にノミネート、メンサセレクトにも選ばれている。
日本国内では制作サークルのボドゲイムが販売していたが、アークライトへの切り替えでより広い販路に展開する。
出題者は今回のテーマ(映画、スポーツ、楽しいこと)を発表し、そのテーマに沿ったお題を作成者に伝える。作成者は場に並んだピクトグラムカードを自由に組み合わせて、そのお題を表現する。回答者は自由に思いついたことを言い、お題を当てたら得点。
それぞれのピクトグラムは「自転車」「森」「女性」「転倒」など具体的なイメージを伝えるものなので、柔軟な発想で別なものを表す発想力が問われる。
内容物:ピクトグラムカード 60枚、円形得点チップ 18枚、ペン 1本、ホワイトボード(箱裏)1個、12面サイコロ 1個、説明書 1枚
同時発売となる『ピクテル Dream』は続編で、ミニ拡張セット『ピクテルLight funny』『ピクテルLight HORROR』をひとつのパッケージにまとめ、一部カードの内容を差し替えて再構成したもの。この2つは『ピクテルLight』のテーマセットで、ゲームマーケット2016春に発表された。単体でも『ピクテル』と組み合わせてもプレイできる。
内容物:クリアカード 60枚、円形得点チップ 18枚、ペン 1本、ホワイトボード(箱裏)1個、12面サイコロ 1個、説明書 1枚