野菜の成分でバトル!『サラダマスター』4月26日発売
バンソウは4月26日、カードゲーム『サラダマスター』を発売する。ゲームデザイン・ミヤザキユウ、アートワーク・TANSAN、2~4人用、8歳以上、15分、2200円(税別)。
カロリー、タンパク質、炭水化物、食物繊維という4つのデータから、お題に合っていると思うカードを出して比べるカードゲーム。ただし4つのデータは出すまで見ることができず、普段の食生活などから推察するしかない。
「食物繊維が多いもの」「炭水化物が2番目に多いもの」などのお題が出るので、自分の手札からそのお題で勝てると思う野菜カードをプレイする。全員が出した野菜カードを比べて、お題に最も合っていたカードを出した人がお題カードをゲット。3枚先取で勝利となる。
野菜カードはカードスタンドに立ててあり、自分からは野菜しか分からない。一方、ほかのプレイヤーの分はデータが見えるインディアンポーカー形式。他のプレイヤーの手札を参考にしたり、はったりをかましたりするなど、駆け引きも生まれる。
野菜、果物、穀物などが描かれたカードは全部で60種類。成分のデータは日本食品標準成分表2020年版(八訂)に基づいている。
難易度アップ『ザ・キー:オークデールクラブ殺人事件』日本語版、4月10日発売
すごろくやは4月10日、『ザ・キー:オークデールクラブ殺人事件(The Key: Mord im Oakdale Club)』日本語版を発売する。ゲームデザイン・T.シング、イラスト・T.グルービング、1~4人用、8歳以上、15~20分、3800円(税別)。
『ザ・キー:岸壁荘の盗難事件』に続く、ハバ社(ドイツ)による推理ゲーム第2弾。オリジナルは2020年に発売された。机の上に散らばるカードを早取りして断片的な目撃証言や証拠品を集め、ゴルフクラブで起こった連続事件の真相を推理する。
「捜査開始!」の合図で、全員同時に真相究明の手掛かりになりそうなものを探して1枚ずつ確保していく。カードには「金髪の人物が毒で殺した」「赤いカートが使われたのは青いカートよりも前」などの断片的な情報が書かれてあり、自分の手元の推理ボードに書き込んで真相究明の4要素〈容疑者〉〈凶器〉〈犯行現場〉〈逃走手段〉の正しい組み合わせを導く。
全員が捜査を終えたら、解決ボードと鍵を使って答え合わせ。正解だった人のうち、カードの〈有益情報度合い〉の合計が一番少なかった(より少ない手掛かりで真相にたどりついた)プレイヤーが勝利する。
難易度は前作の『岸壁荘の盗難事件』から1段階アップ。ある地点での目撃時間から、地図を参考に逆算して犯行時刻を推測するなど、多角的な推理が求められる。事件の真相は何パターンかあってゲームごとに変わるため、繰り返し遊ぶことができる。ハバ社では『ザ・キー』シリーズがもう1タイトル発売されている。