アークライトゲームズは5月12日、『キュリオス(Curios)』日本語版を発売する。ゲームデザイン・不明、イラスト・C.フランク、2~5人用、14歳以上、15分、3200円(税別)。
オリジナルはAEG(アメリカ)から2019年に発売された作品。寺院、ピラミッド、コロッセウム、沈没船の発掘をテーマにした推理とブラフのワーカープレイスメントゲームだ。
プレイヤーは考古学者となり、4つの遺跡のうちどこにどれくらいの価値のお宝が眠っているか、断片的な情報を持った状態でスタートする。この情報を元に遺跡にコマ(ワーカー)を配置し、アーティファクトを手に入れるが、その価値は、自分の手札と、他のプレイヤーが公開したカード、そして他のプレイヤーのコマの置き方から推理するしかない。
ゲームが進むにつれてより多くのワーカーが必要となり、自分の手札を公開してワーカーを補充することもできる。しかしその情報で、他のプレイヤーに大きなチャンスを与えてしまうかもしれない。
コマの置き方にもブラフの要素があり、自分の情報をうまくカモフラージュすることも重要だ。どこまで隠して、どこで情報を公開しワーカーを増やすか、手軽に駆け引きが楽しめるライトな作品だ。
内容物:発掘現場カード 4枚(カードサイズ70×120mm)、市場カード 16枚(カードサイズ63×88mm)、至宝トークン 56個、親マーカー 1個、考古学者コマ 35個、ルール説明書 1冊
(写真は英語版)